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『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』あらすじと感想【キャプテンアメリカVSレッドスカル】

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
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『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』あらすじ

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のあらすじと感想を書きました。参考にして頂けると幸いです。

キャプテンアメリカの誕生

現代。

S.H.I.E.L.D.のエージェント、フィル・コールソン(クラーク・グレッグ)は、ロシアの石油掘削チームから連絡を受け現地に飛んだ。

視界がきかないほど吹雪いている。

戦闘機の墜落現場まで案内された。機体が半分、地表に埋まっている。

戦闘機に穴を開けて、部下と共に乗り込んだ。

アメリカの星条旗を思わせる円形の盾を発見した。

「こいつを待たせるな」

コールソンは顔を強張らせた。

シュミットが、キューブ・テッセラクトを奪い取る

1942年のノルウェー。

ヨハン・シュミット(ヒューゴ・ウィーヴィング)がナチスの秘密結社・ヒドラを率いてノルウェーに攻め入った。

キューブ・テッセラクトを奪い取る。

貧相で低身長、喘息もちのロジャースが、超人兵士に

1942年のアメリカ。

スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)は低身長で貧相な体格であった。

喘息持ちである。

出身地を偽り5回、戦争兵に志願するが全滅していた。

失意の中、映画館に立ち寄る。

国民の戦意を高めるプロパガンダ映画の予告が流れた。前の席から早く始めろと怒声が響く。

ロジャースが黙れと注意する。男が立ち上がった。

外に連れ出され、殴られる。やり返すものの、体格の差が大きい。

不意に、友人のバーンズ(セバスチャン・スタン)が助けに入った。

バーンズは、第107連隊の軍曹である。

彼から、翌日の『明日の万国博覧会 1943』に誘われた。

博覧会で、陸軍新兵採用センターを発見する。ロジャースは、バーンズ軍曹と別れセンターに向かった。

センターに、エイブラハム・アースキン博士(スタンリー・トゥッチ)が現れた。

アースキン博士は、SSR(戦略科学予備軍)の創設者である。

スーパーソルジャー計画の被験者を探していた。

ナチスを殺したいのか? 博士が問いかける。

ロジャースは、誰も殺したくないが悪党は嫌いだと答えた。

彼は、SSRの入隊を認められる。

訓練初日の野外訓練場。

チェスター・フィリップ大佐(トミー・リー・ジョーンズ)と、女性士官のエリザベス・カーター(ヘイリー・アトウェル)が姿を見せる。

大佐は、ロジャースを一瞥し、アースキン博士をみやった。博士は、目をそらす。

大佐は、パットン将軍の言葉を伝えた。

「史上最強の軍隊には、最強の兵士が必要だ、今週末、その一人を選ぶ。その人物が『超人兵士』1号となる」

ロジャースは、障害物コースなどのレンジャー訓練についていけない。

そんなロジャースに、大佐が顔を曇らせる。大佐は、アースキン博士に不満を吐露した。

「実験用のネズミではなく、対象者とはな。考え直せ」

突然、大佐は、訓練中の兵士たちに、手りゅう弾を放り投げる。

兵士が逃げ惑う中、ロジャースが手榴弾に覆いかぶさった。

「逃げるんだ」と叫ぶ彼に、大佐が手榴弾は偽物だと言った。

大佐は、博士に、痩せ過ぎだと声をかけて立ち去っていく。

博士は、ロジャースに笑いかけた。

ロジャースは、『超人兵士』1号に選ばれた。

その日の夜、アースキン博士が宿営地を訪ねる。ロジャースが実験の不安を打ち明けた。

博士は、ドイツからアメリカに逃げた理由を話す。

彼は、血清を開発した。だが、不完全で、ナチスの側近であるシュミットが、勝手に血清を打った。

血清は、善人をより善人に……悪人はさらに悪人になるという特性を持っていた。

シュミットは超人になったものの副作用が現れた。

彼の顔は皮膚が剥がれ赤みを帯びた。

レッドスカルとしてヒドラを創設、世界支配を目論む。

さらに、博士の超人血清を狙っているという。

博士がロジャースを見据える。

「弱者は力の価値や憐れみを知っている。だから、君を選んだ」

翌日。

ロジャースは、エリザベス・カーターの案内で、骨董品店に案内された。

地下に、SSR管理の極秘基地があった。

アースキン博士に出迎えられる。

ハワード・スターク(ドミニク・クーパー)の顔もあった。

見学ブースに、議員やフィリップ大佐がいる。

ロジャースは、アースキン博士に超人血清を打たれ、屈強な大男に変身した。

不意に、見学者の男が銃を持って、超人血清の試験管を盗んだ。

博士が撃たれる。男は逃走した。

ロジャースが博士に駆け寄る。博士は、ロジャースの胸を指差し息絶えた。

ロジャースは、怒りの表情で地上へ出た。

男は車で逃走し、潜水艇で川に潜っていく。

ロジャースは川に飛び込んだ。男を岸へ引き上げ蹴り上げる。

超人血清の試験管が地面に落下し割れた。

男は、何かを噛み砕いて、ヒドラ万歳と叫んだ。泡を吹いて絶命する。

バーンズ軍曹がシュミットに捕らわれる

アメリカ大統領が、SSRに、ヒドラを始末せよと命令を下した。

ロジャースは、その指令に参加を志願したが、フィリップス大佐に却下される。

一人だけの超人では役に立たないからだという。

ロジャースは、タイツを着せられ、戦争を啓もうするプロパガンダ映画に出演した。

戦時国債の購入を促し売れ行きに貢献する。

キャプテン・アメリカとして人気を博し、アメリカの希望ともてはやされた。

国を守るという夢は叶ったがタイツ姿だ……。

エリザベス・カーターに弱音を吐いた。

野外の救護施設に、担架に乗せられた兵士が運ばれてくる。

エリザベスが、イタリアのシュミット軍と戦った107連隊200人のうち戻って来たのは、50人未満という。

107連隊? 

ロジャースは、フィリップ大佐の元へ走った。

友人のバーンズ軍曹の名前を確認したいと言って。死傷者名簿を見せてもらうよう頼んだ。

フィリップス大佐は、残念だがバーンズ軍曹の名前が戦死公報にあったと返す。

だが、ロジャースは、バーンズ軍曹の生存を信じていた。

捕虜の救出作戦の場所を聞く。

前線から50キロ奥のオーストリア。

そこに、ヒドラ工場があるという。

飛行機で向かった。パイロットは、ハワード・スターク。

エリザベスも同乗していた。

ヒドラ工場は、クラウスバーグの山中にある。戦闘機ワルキューレが製造されていた。

ロジャースが飛び降りると、飛行機は引き返していった。

トラックの荷台に隠れ、ゲートに侵入する。

107連隊の捕虜を救出した。

バーンズ軍曹がいない。捕虜の一人が、北西に隔離されていると教えた。

捕虜たちは、武器や戦車を奪い攻撃を開始する。

ロジャースは、北西に走り、ヒドラの工場に入った。

シュミットが侵入に気づく。工場の爆発装置を作動させ逃走を図った。

ロジャースがバーンズ軍曹を発見する。拘束を解き部屋を出た。

シュミットと鉢合わせる。

爆発装置が作動し、火の手があがった。

「アースキン博士の最高傑作は私だった」

シュミットが顔の皮膚を剥いで言った。

赤い骸骨のような顔が露わになった。

ロジャースの表情が険しくなる。爆発音が轟いた。

シュミットが、屋上へ向かい戦闘機で逃走する。

側近の科学者、アーニム・ゾラ(トビー・ジョーンズ)はシュミットの愛車を走らせた。

ロジャースとバーンズ軍曹は、爆発に巻き込まれながらも脱出した。

400人の捕虜と共に、帰還する。

バーンズ軍曹の死

ロジャースは、名誉勲章を受けた。大佐の元で、ヒドラの兵器工場を探索することになった。

スタークが炭素重合体のスーツやヴィブラニウム製の丸盾を開発する。

ロジャースは、それらを着用。

救出した捕虜やバーンズ軍曹を引き連れて、ヒドラの兵器工場を一つ一つ破壊していった。

シュミットが、瓦礫の山と化した兵器工場で、怒りたける。

ロジャースは雪山に移動し見下ろした。谷間に線路が延びている。

傍らの兵士が、ヒドラの通信を傍受した。

その指令は、列車のゾラに向けてのもので『全速力で』という内容だった。

列車が姿を現す。

ロジャースたちは、列車に飛び乗った。

ゾラが、侵入に気づいたが捕らえることに成功した。

だが、バーンズ軍曹が、敵の攻撃で列車から落下する。

シュミットからニューヨークを守れ

ゾラはSSRに連行された。フィリップス大佐が聞く。

「あんたが最後に死なせた男はキャプテンの親友だ、シュミットの命か自分の命か、どっちを選ぶ」

ゾラは、SSRに寝返った。

シュミットは24時間後、世界の半分をワルキューレで吹き飛ばず計画を立てているという。

フィリップスは、ロジャースやスターク、兵士たちを招集した。

アルプス地表152mの地下に身を隠しているシュミットを、どう追い詰めるか……。

ロジャースが「正面突破だ」と言って、バイクを走らせた。

故意に捕まり、シュミットの基地内部に潜入する。仲間の兵士たちが窓ガラスを破って転がり込んだ。

シュミットは、戦闘機で逃走した。標的をニューヨークに設定している。

果たして、ロジャースは、ニューヨークを守ることができるのか。

続きが気になった方は、本編でどうぞ。

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』感想【エリザベスの嫉妬が微笑ましい】

クールなエリザベス・カーターがロジャースに嫉妬した場面が印象に残りました。

彼女は、ロジャースが職員の女性にキスされたところを目撃しています。

その時のエリザベスは、ポーカーフェイスでした。

ただ、丸盾を持ったロジャースに、エリザベスは何発も銃を撃っています。

もちろん、ロジャースは丸盾で銃弾を弾きました。

エリザベスは無表情でやり過ごしたものの、やはり、ロジャースが他の女性とキスしたことを許せなかったのでしょう。

怖いとは思いつつも、嫉妬で銃を撃ったと考えれば納得がいきます。

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