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『アクアマン』あらすじと感想【アーサーVS異父弟オーム王】

アクアマン
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『アクアマン』あらすじ

映画アクアマンのあらすじと感想を書きました。参考にして頂けると幸いです。

半海底人アーサーの誕生

1985年のメイン州。

トム・カリー(テムエラ・モリソン)の自宅は、アムネスティ湾まで目と鼻の先であった。彼は湾の灯台守をしている。

嵐の夜、アムネスティ湾に、気絶した女性を発見する。

彼女の名は、アトランナ(ニコール・キッドマン)。海底都市アトランティスの女王だった。政略結婚に嫌気が差し、地上へ逃れてきた。

トムは彼女を介抱し愛を育んだ。アーサー・カリー(ジェイソン・モモア)を儲ける。

数年後、アトランティスの兵士が、オーバックス王の命令でアトランナを連れ戻しにやってくる。

アトランナは、矛を駆使し彼らを倒した。だが、夫と息子を危険にさらすまいと、涙ながらにアトランティスに戻っていく。

彼女はオーム王(パトリック・ウィルソン)を儲けた後、処刑されたという噂が立った。

アーサー、異父弟・オーム王に負ける

月日は流れ、現在。アーサーは屈強な大男に成長していた。

半地底人の特殊能力(怪力、水中で呼吸可能、低水温や高水圧に耐えうる)を生かし、海賊の潜水艦乗っ取りを防いだ。

彼は【超人・アクアマン】と称賛を受けた。だが、自分を産んだから母親は殺された……と自責の念を抱いている。

一方、オーム王は、海底に沈んだ4国(甲殻、魚人、砂海、海溝)の誓約を得て【オーシャンマスター(海の覇王)】になることを目論んでいた。

だが、異父兄・アーサーがいる限り【オーシャンマスター】を名乗れない。

さらに、地上人に攻撃を受けている。オーム王は、ゼベル国王のネレウスと手を組み、地上人を倒そうと決意した。

ある日、アーサーが、BARで酔いつぶれた父・トムを介抱していた。

彼を車の助手席に乗せると、女性に声をかけられる。アトランティスの海底人・メラ(アンバー・ハード)で、ネレウスの娘である。

彼女は、オームが地上と戦争を始める……アトランティスに戻ってくれないかと頼んだ。そして、伝説の武器【トライデント(王の三叉矛)】の場所を見つけたと続ける。

トライデントには、皆がひれ伏すという強大な力が備わっているという。

だが、アーサーは、神話だ オームが王位を譲るわけがないと言い放ち、車に乗り込んだ。海岸沿いの道路を走る。

オーム王が、大津波をしかけてきた。車ごと波にさらわれるアーサーとトム。

アーサーは、車外に押し流された。

父さん! 

車を探す。海中に、ぽっかりとした空間を発見した。メラが、海中で波を遮っている。

空いた空間に横転した車があった。トムを引きずり出すが息をしていない。

メラが、トムの顔に手をかざす。彼の口から、海水が浮遊していく。トムは息を吹き返した。

波が引いていく。

アーサーが、瓦礫と化した街並みを睨みつけた。メラは、オーム王の仕業よと呟いた。

メラは、潜水艇でアーサーをアトランティスに連れ帰った。隠れ家で、バルコ(ウィレム・デフォー)が待ち構えていた。

アーサーは、幼い頃に、バルコから戦闘の訓練を受けていた。

バルコは、砂海王国の紋章が入った筒状の物体を持ち、これにトライデントのありかが入っているはずだと言った。

アーサーが、それを受け取ろうと手を伸ばすと、兵士が踏み込んできた。

彼は、オーム王の前に引きずり出される。一戦を交えるが、母親の矛を折られてしまった。失意の表情を浮かべるアーサーに、オーム王が武器を振り上げる。

その時、メラが潜水艇で現れた。アーサーは救出された。

潜水艇を操縦しながら、メラは、先にトライデントよと叫ぶ。

アトランティスを抜け出すが、オーム王の潜水艇に撃ち落とされた。

海底マグマに墜落する寸前、アーサーたちはクジラのような巨大深海生物の体内に忍び込み、地上へ抜け出す。

トライデント(王の三叉矛)を求めて

アーサーとメラは、飛行機で地上のサハラ砂漠に向かった。砂漠の真下には、砂海王国の遺跡がある。

二人は、砂海王国の武器庫に足を踏み入れた。メラによれば、ここでトライデントが作られたという。

巨大歯車を動かすと、ホログラムのようなアトラン王が出現。

王は、悪しきものがトライデントを持てば、破滅するが真の継承者が持てば我が王国を統一することができると言った。そして、隠された海へ行け標はボトルの中を見よと続ける。

床下の一部分が開き、ボトルが現れた。中には、古びた地図。イタリアのシチリアに印がついていた。

果たして、二人は、隠された海を発見できるのか。そして、トライデントを発見しオーム王を撃退することができるのか。

続きは、本編でどうぞ。

『アクアマン』感想/メラから受けた恩義に報いるアーサーが良い

印象に残ったシーンは、オーム王が、大津波をしかけたシーンです。

この大津波で、アーサーとトムの乗った車が波に、のまれました。この時、トムは死にかけましたが、メラが助けています。

アーサーが、オーム王と戦う決意をした重要な場面だと感じました。

大津波にのまれる前、アーサーは、メラの願い(地上と戦争を始めようとするオームを止めてくれないか)を断っています。

ですが、メラにトムを助けられたことで、アーサーは彼女の願いを受け入れたことになります。

このエピソードで、アーサーの人間性が分かりますね。

彼は、アトランティスを制覇したいという欲が一切ないのです。ただ、メラから受けた恩義に厚意で報いたのです。

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