『明日、キミと 最終話(第23話)』のあらすじと感想【ソジュンとマリンの再会が胸熱】
『明日、キミと』最終話(23話)のあらすじと感想になります。興味が湧きましたら本編でご覧ください。
まずは、前回の22話を少しおさらい。
2016年11月30日、ソジュンはナミョン駅発の列車内で、ヨンジンに刺されます。
彼は、意識を失った状態で、3年後の未来(2019年)にタイムワープしました。
意識を取り戻したのは、3年後(2022年)です。
一方、2016年12月3日、過去(3ヶ月前)からソジュンが、ギドゥンの自宅を訪ねました。
マリンは、ギドゥンに伝言(過去に戻ったら、自分と別れるように)を頼みます。
明日、キミと 最終話(23 話)あらすじ
ソジュン、現在(2019年)に戻ろうと奮闘
2022年3月。
ソジュンは、ノートパソコンを開いた。テーブルには、マリンが書き遺した『会いたいよ』というメッセージがある。
目に涙を浮かべて、マリンからの予約投稿メールを読んだ。
後日、マリンの樹木葬墓に花を供える。横には、同じ没日(2019年3月25日)のドゥシクの樹木葬墓があった。
ソジュンは、ソウル駅に向かった。
地下鉄への階段は、バリケードで塞がっている。工事中と注意書きがなされていた。
周囲を伺いながら、バリケードを跨ぎ、階段を降りる。
工事規制中の改札を、飛び越えた。工事作業員と鉢合わせする。
ソジュンは、彼らを振り切って、線路に飛び降りた。ナミョン駅方面へ駆け出す。
作業員も、線路に降り立ち、ソジュンを追いかける。
「消えた」
作業員が、驚きの声を上げた。
ソジュン、現在(2019年3月24日)に、無事帰還する
ソジュンは、未来(2022年)から現在(2019年3月24日)に帰還した。
ナミョン駅を出る。女性に目を止めた。
「マリン!」
抱きしめた。
「過去から来た、ソジュンでしょ」
マリンは、歩を進めた。後を追う。
「不仲になると勘違いして、君は嘘をついただろ」
彼女の足が、止まった。
「過去の僕には別れろと言って、未来の僕には戻れと……君らしいよ」
マリンは、ゆっくりと振り返った。ソジュンが、涙ながらに口を開く。
「メールを、100通以上も送るなんて。昨日、君が、3年後に送ったメールを読んだ」
マリンは、口元を押さえた。嗚咽が漏れていく。
2019年3月25日、運命の日
ソジュンは、マリンの写真展を訪ねた。ブシムの姿も、ある。
ブシムは、ドゥシクを引き連れていた。
ドゥシクが怒気を孕ませた目で、ソジュンを睨む。
「なぜ、戻って来た」
「ずっと最後の日を心配してた。でも、その日を迎えても穏やかなんだ」
「希望は捨てちゃ、駄目だ」
ソジュンとマリンは、役所に婚姻届を提出した。マリンは、婚姻届の受理証明書をもらい、満足げな顔つきである。
2人は、花火大会へ行くことに決めた。
マリンが、横断歩道付近で歩行者とぶつかる。受理証明書が、道路に舞った。
彼女は、車道へ走った。
車道の真ん中で、ソジュンがマリンを抱き寄せる。
一台の車が、2人に接近していった。
果たして、ソジュンとマリンの過酷な運命は変わらないのか。
気になった方は、本編で続きをどうぞ。
明日、キミと 最終話(23 話) 感想/ソジュンとマリンの再会が胸熱
ソジュンとマリンの、再会シーンで胸が熱くなりました。
ソジュンを待つマリンが健気であったり、マリンにどうしても会いたいというソジュンの気持ちが伝わってきたからです。
ソジュンは、2016年11月から3年後の未来へタイムワープし、かつ、植物状態が3年続きました。
2022年に目覚めた彼が、辛うじて戻ってこれたのが、2019年3月です。
なので、マリンは、2年間以上、ソジュンを待っていたことになります。
この間、彼女は、100通以上のメールを予約投稿しています。
それを読んだソジュンが涙を流して、現在(2019年3月)に戻ってこれたので、胸が熱くなりました。
ただ、2人が再会した日は、彼らが死ぬ予定日(2019年3月25日)の前日です。
ソジュンは、1、2日しか生きられないことを承知の上で、現在に戻ったことになります。
彼にとって、マリンがいない何十年もの未来の方が、苦痛なのでしょう。
そんなソジュンとマリンに、感動したので再会シーンが印象に残りました。
そして、ラストシーンが切なかったです。
明日、キミと 最終話(23 話)キャスト
- マイリッツ社長・ソジュン(イ・ジェフン)
- ソジュンの妻・マリン(シン・ミナ)
- ソジュンの部下で友人・ギドゥン(カン・ギドゥン)
- ギドゥンの妻・セヨン(パク・ジュヒ)
- マリンの父・ドゥシク(チョ・ハンチョル)
- マリンの母・ブシム(イ・ジョンウン)
- マリンの友人ソリ(イ・ボンリョン)
- ソジュンの元部下・ヨンジン(ペク・ヒョンジン)
- ヨンジンの妻・ゴンスク(キム・イェウォン)