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『結婚式の後で(字幕版)』あらすじと感想【ミレの父親は誰だ?】

結婚式の後で
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結婚式の後で(字幕版)あらすじ

韓国映画の『結婚式の後で(字幕版)』を観ました。あらすじと感想を書いたので参考にしていただけると幸いです。

大学の音楽バンドサークル仲間が再会

結婚式

ジホン(シン・ソンウ)とユリ(イェ・ジウォン)の結婚式が開かれた。

教会に、ジホンの大学時代の音楽バンドサークル仲間が集まる。

集まった仲間は、ソンホ(ペ・スビン)、ミニ(ソ・ユジョン)、整形したソンジュ(キム・ボギョン)、キョンホ(ユン・ヒソク)、ヒョンウ(イ・ヘヨン)である。

結婚式が終わった。

7人は、ジホン夫妻が経営するペンションに場所を移した。一階のレストランで、2次会を開く。

ジョンヒが話題にのぼった。出席の返信はあったが、結婚式に来ていない。

レストランに、少女が来店する。

ジホンが「今日は貸し切りなんです」と声をかけた。

欠席者ジョンヒの娘が、父を捜しにやってきた

ミレ(コ・アソン)は頭を下げて「バスを乗り間違えて遅くなりました。ジョンヒの娘です」と言った。

ソンジュや、ミニが「結婚していたの?」と立ち上がった。

ジョンヒは未婚でミレを産み、先月、タクシーに乘って事故に遭い、亡くなったという。

ミレは伏し目がちに「それから……父を捜しに」と切り出した。

ジホンたちは、互いに顔を見合わせる。

ミレの父親は誰だ?

ミレは長テーブルについた。ジホンたちの視線が、彼女に集中する。

ミレは、母の葬儀を終えて遺品整理をしている中、手紙を見つけたと打ち明けた。

母から父へ宛てた手紙だった。少女は父の名前を知らないどころか、死んだと聞かされていた。

父が生きていると確信したのは、母がジホンの結婚式で父と会うことを知ったからであった。

沈黙が続いた。

クラスメイトたちが、ソンホを見つめる。戸惑うソンホ。

ソンジュが「大学の時、付き合っていたでしょう?」と聞いた。

ミレの父親は、ミンホ?

ソンホは、ミレの年齢が、15歳であることを確認した。ミレは、卒業した翌年に生まれている。血液型の組合せからも親子の可能性が高い。

ソンホは動揺しながら、自分が父親であることは否定した。

ヒョンウが、手紙を見せて貰えないか聞いた。

ミレは、父親と分かったら、その人にだけ手紙を見せたいと返した。

キョンホとヒョンウの告白

ジホン夫妻は、ミレを宿泊部屋に案内した。

2人がレストランに戻ると、ミニが「信じられない、手紙も本当かしら」と呟く。

ソンジュがソンホに「彼女と付き合ったのはあなただけ」と言い放つ。

ソンホは「卒業した翌年に別れた」と目を伏せた。

不意に、キョンホが「実は、一度、寝た。一度だけ」と切り出す。

「他には、いない?」

ソンジュが声を張り上げると、恐る恐るヒョンウが右手を挙げた。彼は、ロンドンでジョンヒと一夜を共にしたことがある。

新婦ユリの告白

二次会が散会し、ジホンとユリは自室に戻った。

ユリが口を開く。

「実は、ジョンヒから聞いていた。卒業して一年経った頃、子供が出来たって結婚はしないけど子供は産むって」

彼女は、子供の父親がサークル仲間とは思わなかったと続ける。

仰向けのジホンが上体を起こす。

ジョンヒが結婚しないで子供を産むことに、ユリは反対した。それ以来、2人は連絡を取らなくなった。ただ、ユリには、会ったら仲直りする気はあった。

そばかすは、ジョンヒがミレの父につけられた、あだ名

ソンホは、ミレに、ジョンヒとの出会いを語った。

ミレは、お母さんに会いたいと言って俯く。

ソンホは「俺たちも同じだ。そばかすと演奏できると思っていた」と慰めた。

ミレが、そばかす? と顔を上げる。

ソンホは「そばかすは、ソンホが考えたあだ名で、ジョンヒは気に入ってくれた」と続けた。

ミレが表情を和らげて言った。

「母が言っていた。お父さんに、そばかすって呼ばれたと。手紙を読んでみてくれますか。あなたに書いたんだわ」

「お父さんかもしれない人が他にもいる。俺だと決める前に、他の奴と話してみれはどうかな」

ソンホとミレはペンションに戻った。

ミレの父親は、ヒョンウ?

ミレとヒョンウは、ペンションのウッドデッキに出た。

ミレが「母は、どんな大学生でした?」と聞く。

「未来のこととか、生きる意味など色々なことを話した」

「何だか変です。私の知る母は子供みたいで、母というより友達みたい」

「俺も母親だったと信じられない」

「母とロンドンで会ったことは本当ですか。どんな話をしましたか」

「ワインの話」

ミレは、最後に「ソンホさんて、どんな人ですか。母と付き合っていたんでしょう?」と尋ねる。

ヒョンウは「いい奴だよ。賢すぎて困るけど。2人はお似合いだった」とペンションに戻った。

ミレが満足げに笑う。

ミレの父親は、キョンホ?

ヒョンウと入れ替わるように、キョンホがミレの元へ向かう。

ペンションの庭のベンチに座る2人。

キョンホは「お母さんとは交際していないし、ただの話相手だったんだ。一夜の関係はあったけど」と切り出した。

ミレの表情が暗くなった。

「父親を知ってどうする。それが俺なら? 感動的に会いたい?」

「私は、父が誰だか知りたいだけ」

キョンホは、DNA鑑定を提案した。ミレが泣き出し、彼は狼狽える。

ユリが通りかかった。

「キョンホ! 泣かすなんて」

「わざとじゃない」

キョンホは、ポケットからチョコを取り出した。

ミレは「同じだ。母も私が泣くとチョコをくれたわ」と驚く。

「お詫びに、そばかすの好きな歌を歌うよ」

「そばかす? あなたも、そう呼んだの?」

ミレは、ペンションの宿泊部屋に戻った。

ノートには、彼女が書いた名前があった。ソンホの横に、二重丸をつけた。
ヒョンウの横には、三角マークを。キョンホの横には、クエスチョンマークを書き入れた。

果たして、ミレの父親は誰なのか? 続きが気になった方は、本編をご覧ください。

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結婚式の後で(字幕版)感想/脚本が日本人(横田理恵さん)で驚いた

ペンションに、8人のサークル仲間が集まるというシンプルなストーリーが思いきや、ミレが父親に捜しにやってくるというサスペンスめいた物語で面白かったです。

無事、ミレの父親が判明して、彼女は父親の運転する車でペンションを出ました。

ハッピーエンドと言えます。ミレが彼と一緒に親子として過ごせるといいですね。

驚いたのは、脚本が日本人の横田理恵さんだったことです。国内ドラマでは、ごくせんが有名ですね。

『結婚式の後で(字幕版)』は、テレシネマシリーズ作品でした。このシリーズは、日本と韓国による共同制作です。

ちなみに、テレシネマ作品全ての脚本は日本人でした。

最近、ジェジュン主演の「天国への郵便配達人」を観ました。

脚本が、北川悦吏子さんだったことで印象深かったのですが、この作品も『結婚式の後で』と同じテレシネマシリーズ作品でした。

残りの、テレシネマシリーズの作品「トライアングル」「石ころの夢」「顔と心と恋の関係」「楽園」「19」を順番に観ていこうと思います。

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