『主君の太陽 第13話』のあらすじと感想【ジュンウォン、襲われる】
『主君の太陽』の第13話を、観ました。
意中の人が助かっても、自分のことを完全に忘れているという状況は辛いものです。
あらすじと感想を書きました。参考にしていただけると幸いです。
主君の太陽 第13話 あらすじ
手術は成功するも意識が戻らないジュンウォン
ジュンウォンは、ゴンシルから〈ウジンの遺体発見〉というメッセージを受け取った。
整備工場に駆け付け、、オーナーに刺されてしまう。
ジュンウォンは病院に搬送され、緊急手術が行われた。
『俺は死んだのか・・・愛している』
幽霊となったジュンウォンが、悔しさをにじませた。
ゴンシルの前で、霧散する。
彼女は、落ち込んだ。
ジュンウォンの叔母が駆け付けてきた。
「あなたのせいね。離れろと言ったのに!」
痛罵を浴びると、医師が現れた。
「一時、心停止になりましたが、今は正常に戻り、手術中です」
「魂がさまよっているの? 行かなきゃ、彼は自分が死んだと思っている」
そう言いかけたところで、ソンランに頬をぶたれてしまう。
「二度と、あの子に近寄らないで」
ゴンシルは、涙を流して俯いた。
ゴンシル、ジュンウォンを現世に戻すよう霊媒師に依頼
幽霊は見えるが、呼ぶことはできないー。
ゴンシルは、霊媒師のコ女史を訪ねた。
コ女史は「(ジュンウォンには)生きている自覚がないので戻ろうとしません」と言った。
「ジュンウォンの魂を呼んでください。戻るように伝えなきゃ」
「生け贄として自分を差し出せますか?」
ゴンシルは、生け贄になることを承諾した。
道具が必要だと言われて、ジュンウォンからもらったペンダントを渡す。
コ女史は、ジュンウォンを呼び戻すためには、彼からゴンシルの存在を消す必要があると言った。
「構いません。いずれ彼の人生から消えるつもりだったから」
ゴンシルは涙ながらに、返事をした。
ジュンウォンの意識が回復
ジュンウォンは意識を取り戻した。
刺されたことや、入院していることに戸惑う。
退院した。
ジュンウォンは、自宅の絵本に訝しがる。
絵本を開いた。
「どうして、字が読めるんだ?」
ジュンウォンは、出勤した。
社長室に向かう途中で、ゴンシルとすれ違う。彼は無反応であった。
社長室に回復祝いの花が届いた。
送り主は、ジャイアント・モールの社長からである。
「ジャイアント・モールの社長と、花を贈り合う間柄に?」
ジュンウォンは、戸惑った。
社長とゴルフをしたことを忘れている。武装脱走兵を捕まえたことも失念していた。
さらに、児童養護施設の建設基金に至っては「僕が、児童養護施設を? 叔母さんが変な薬を飲ませたに違いない」と動揺する。
ジュンウォンは、社長室を出た。
右折しようとしても、左足が別方向に向いてしまう。
その先には、『特別顧客センター室』があった。
幼い兄弟が、ジュンウォンを訪ねてゴンシルの名前を伝える
ジュンウォンは、『特別顧客センター室』に入った。
彼に背を向けている女性に気づく。カン・ウもいた。
「そちらは?」
女性に聞いた。
カンが「今日付で退職するので、片付けを」と言った。
女性の目が、潤んでいる。
ジュンウォンは、『特別顧客センター室』を出て呟いた。
「あの部屋に、何か置いてきたのか? 傷が痛むな」
社長室に戻り、苦々しげな表情になる。
「字も読めるのに、なぜか、スッキリしない」
おもちゃを抱えた幼い兄弟が訪ねてきた。
「俺が寄付すると言ってた施設の子供たちか?」
兄弟の一人がジュンウォンを指さした。
「アパートでおじさんがくれた。名刺を使って、何でも好きな物を買えって」
「そんなこと言うわけない」
「字も読んであげたし、特別な人だって教えたのに」
ジュンウォンが硬直する。
「特別な人?」
「うちのアパートに住むテ・ゴンシル」
ジュンウォンは、考え込んだ。
兄弟のアパートを訪ねた。
果たして、ジュンウォンは、ゴンシルを思い出したのか?
彼女に何を言ったのか?
続きが気になった方は、本編でどうぞ。
主君の太陽 第13話 感想/ジュンウォンが意識を取り戻したシーンが良い
前話(12話)で、手術真っ最中のジュンウォンが幽霊となって、ゴンシルの前に現れました。
ゴンシルが号泣したのは、ジュンウォンが死んだと誤解したからでしょう。
ジュンウォンは、幽体離脱の状態でゴンシルの前に現れただけでした。安心しました。
彼が意識を取り戻したシーンが良かったです。
ただ、ジュンウォンの魂が戻ったのは、ゴンシルが霊媒師の取引条件をのんだからです。
ジュンウォンは助かりましたが、ゴンシルを覚えていないのです。
彼の「どちら様?」という台詞と、ゴンシルの泣きそうな表情が切なかったです。
主君の太陽 第13話 キャスト
- 社長・ジュンウォン/ソ・ジソブ
- 倉庫管理人・ゴンシル/コン・ヒョジン
- 秘書室室長のキム/チェ・ジョンウ
- 警備チーム主任・カン・ウ/ソ・イングク
- ハンナ/ファン・ソニ
- イリョン/キム・ユリ
- コ女史/イ・ヨンニョ
- ゴンシルの隣人・スンモ/イ・ドヒョン
- スンモの弟・スンジュン/ホン・ウンデク