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『主君の太陽 第12話』のあらすじと感想【ゴンシル、童謡で幽霊の少年を励ます】

主君の太陽12
kan
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『主君の太陽』の第12話を観ました。

幽霊は、塞ぎ込んでいる少年です。

そんな彼を、ゴンシルたち大人が童謡などで励ますシーンが良かったです。

大まかに、あらすじと感想を書きました。参考にしていただけると幸いです。

主君の太陽 第12話 あらすじ

ビラ配りの男に怯える、幽霊の少年

少年のシルエット


ゴンシルと彼女の姉・ゴンリが、路上に佇んでいる。

2人は、同じ女性をみつめていた。通行人にビラを配っている。

「お願いします。見てください」

ビラには、子どもの写真が載っていた。

”この子を探しています”の文面が確認できる。

「気の毒で見てられないわ。子供がそばにいるの」

ゴンシルが、目に涙を浮かべた。

幽霊の少年が、ビラ配りの女性を見上げている。

ゴンシルが「話してあげるべき?」と聞いた。

「言わない方が、お母さんのためよ」

ゴンリが返す。

女性がふらついた。

男が駆け足で現れる。女性を支え、ビラ配りを手伝い始めた。

「あの子は?」

ゴンシルが、辺りをキョロキョロと見回す。

幽霊少年の背中を見つけた。彼を追う。

幽霊少年をなだめるゴンシルたち

熊


幽霊少年が、『キングダム』モール内に逃げ込む。

ゴンシルは、お菓子で彼を誘い出した。

幽霊少年は、自身が亡くなった状況を語らない。

ゴンシルは、少年を社長室に連れていった。

ジュンウォンが、ソファに腰掛けている。

彼のうしろに、秘書室室長のキムと警備チーム主任・カン・ウが立っていた。

ゴンシルの隣に、幽霊の少年が座る。

「まだ、生きていると思って、お母さんが探しているんです」

ゴンシルが口を開いた。

少年は怯えていた。

「だから、見えない子供をなだめろと?」

秘書のキムが言った。

カンが「ゴンシルさん、何をすれば?」と尋ねる。

ゴンシルは、女性が配っていたビラを読んだ。

「童謡が好きだと書いてあります。熊のTシャツを着ているわ。熊が好きみたい」

カンが「じゃあ、”熊3匹”を歌います」と構える。

「1人じゃ恥ずかしいでしょうから、一節ずつ歌いませんか?」

秘書のキムが提案した。ジュンウォンが頷く。

3人が歌うと、幽霊の少年は笑顔を見せた。

明るさを取り戻した幽霊少年から、事故現場を聞き出す。

ゴンシルは、事故現場の路上で考え込んだ。

「誰も見てないなんて変ね。隠したの?」

一台の軽トラックが止まった。ビラ配りを手伝った男が降りてくる。

幽霊少年が、驚きの表情を浮かべて霧散する。

「この辺りで交通事故がありませんでした?」

ゴンシルの質問に、男は首を横に振った。

彼は、ゴンシルが持つビラに目を止めた。

「その子を探しに?」

「ええ……失礼します。ウジン?」

幽霊少年の姿が見えない。ゴンシルは、あたりを見回しながら立ち去った。

男が「見たのか? いや、見てたら俺に気づくはずだ」と呟く。

ゴンシル、犯人の男と対峙する

スマートフォン


『特別顧客センター室』で、ゴンシルと幽霊少年が向かい合っている。

幽霊少年は、再び塞ぎ込んでしまった。

「お母さんには、苦しんで欲しくないわ。居場所を教えてあげましょ」

ゴンシルが諭すように言った。

「真っ暗な所だよ」

幽霊少年が、乏しい表情で返す。

彼は、ゴンシルを車の整備工場へ案内した。

白い乗用車がある。

ビラ配りを手伝った男が、現れた。

「あの時の・・・捜し物を?」

ゴンシルが「そうなんです」と誤魔化す。

男は「何を探しに?」と語気を強めた。

ゴンシルが、立ち去ろうと歩を進める。しかし、男が引き止めた。

彼は、整備工場の外へ出た。

幽霊少年が、白い車のトランクを指さす。

ゴンシルは、スマホを取り出し、ジュンウォンに電話をかけた。

彼女は、車のトランクを見下ろしている。

『ウジンに付いてきたんです。ウジンを見つけました。ここは・・・』

不意に、男が出入り口のシャッターを閉めた。

ゴンシルは、慌てて、車の影に身を隠す。

「誰にも、言っていないよな?」男がじりじりと距離を縮めてくる。

ゴンシルは、メッセージを打ち始めた。

『遺体発見・・・金浦(キンポ)ウンソン整備工場です。犯人はオーナーです』

送信ボタンを押して、恐る恐る振り返る。

男が、必死の形相で見下ろしていた。

ゴンシルは突き飛ばされた。

果たして、ゴンシルは、どうなってしまうのか?

主君の太陽 第12話 感想/幽霊の少年を励ますゴンシルにほっこり

ゴンシルやジュンウォンたち4人の大人たちが、落ち込んだ幽霊の少年を、童謡で励ますシーンにほっこりしました。

特に、歌い始めは無表情だったジュンウォンが、ノっていくところが良いです。

彼が、秘書のキムに制止されるまで、ニコニコと歌っていたのが印象に残っています。

童謡を歌うことを提案した警備チーム主任のカン・ウも、優しくて和みました。

カンの表情が強ばっていたのは、幽霊が怖いからでしょう。

その優しさを、イリョンに向ければ良いのになと感じます。

『主君の太陽』に登場する幽霊は、表情が硬くて冷たい傾向がありました。

彼らが表情を柔らかくするのは、事件が解決するなど幽霊の望みが叶えられた時です。

でも、今回は、ゴンシルたちが歌う童謡で、幽霊少年が笑みを浮かべました。

だから、印象に残ったです。

主君の太陽 第12話 キャスト

  • 社長・ジュンウォン/ソ・ジソブ 
  • 倉庫管理人・ゴンシル/コン・ヒョジン 
  • 秘書室室長のキム/チェ・ジョンウ
  • 警備チーム主任・カン・ウ/ソ・イングク
  • イリョン/キム・ユリ
  • ウジン/ク・スンヒョン
  • ウジンの母/オム・スジョン
  • ゴンシルの姉・ゴンリ/パク・ヒボン
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