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『主君の太陽 第5話』のあらすじと感想【グリーンローズの花言葉】

主君の太陽5
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『主君の太陽』の5話を観ました。

5話のキーアイテムは、幽霊・ジウが生前に愛でていた、グリーンローズです。

花言葉は〈あなたは希望を持ち得る〉でした。

5話を見終わった後に、花言葉の意味を思い返して、感動しました。

大まかなあらすじと感想を書きましたので、参考にしていただけると幸いです。

主君の太陽 第5話 あらすじ

ゴンシル、『特別顧客センター相談員』というポストを与えられる

小包が2個

ゴンシルは、ジュンウォンに『特別顧客センター相談員』というポストを与えられた。

仕事場としてVIP用の貴賓室に案内される。

社長室に近いと顔を輝かせるゴンシルだったが、中に入ると表情を一変させた。

貴賓室は、倉庫代わりになっている。

『特別顧客センター相談員』とは名ばかりで、倉庫管理人がゴンシルの新しい職種だった。

ある日、ジュンウォンの叔母・ソンランが訪ねてきた。

ソンランは、ゴンシルに紙袋を渡す。上海流通のワン会長に配達するよう命じた。

ワン会長は、孫のジウを失っている。

経営者を引退しているが『キングダム』にとって、特別な顧客だ。

ジュンウォンは、ジャイアントモールの社長が、上海流通のワン会長と手を組もうとしているという情報を知った。

彼は、ゴンシルに「上海流通の今後の事業計画を、死んだ孫から聞き出せ」と指示する。

ゴンシル、ジウの部屋に閉じ込められる


ジュンウォンは、ソンランにゴンシルをこき使わないでくれと苦言を呈した。

ソンランは「コ女史に頼まれたから、行かせたの」と返す。

「コ女史?」

眉をひそめるジュンウォン。

ソンランは、コ女史が死者同士を取り持つ死婚式の霊媒師であることや、ワン会長が、死んだ孫息子・ジウの花嫁候補を探しているという噂は本当だったことを打ち明けた。

ジュンウォンは、ゴンシルに電話をかけた。

彼女は、すでに、ワン会長の自宅にいた。

ゴンシルは、死んだ孫・ジウを見たこと、中国の映画で観るような婚礼服に着替えるよう指示されたことを報告した。

ジュンウォンは顔を強ばらせた。

『今すぐ出てこい』

『大事な仕事でしょ? もう少し調べてみます』

ゴンシルは通話を切った。

ジュンウォンは、ワン会長の自宅へ向かった。

「一介の社員を社長が迎えに?丁重にもてなしているから帰りなさい」

ワン会長が淡々と言い放つ。

ジュンウォンは、聞く耳を持たずに歩を進めた。

ゴンシルは、ワン会長の孫息子・ジウの部屋に閉じ込められていた。

使用人に開けろと迫る、ジュンウォン。

「開けたら、後悔するわよ。競合社の社長が訪ねてきたわ。あなたと手を結ぶこともできる。どうするかは、あなた次第よ」

ワン会長が脅しをかける。

ジュンウォンが、ドアのレバーから手を離した。

中から、ゴンシルが顔を覗かせた。

「お孫さんから伝言が。”ばばあ、ボケたのか?” ”おばさん(コ女史)も不気味な人形を持って帰れ”」

ゴンシルは、正拳突きのような仕草を取って言った。

「ジウに間違いないわ」

ワン会長は、表情を和らげて言った。

ジウの初恋相手が気になるワン会長

牛乳瓶

「ジウに好きな娘がいたなんて、私も一度、会ってみたいわ」

ワン会長が目を細める。

ジュンウォンは「うちの社員が、お孫さんとの対話を通して、見つけ出します」と言った。

ゴンシルが、立ちあがった。

窓際に立つ幽霊のジウの横に立つ。

見下ろすと、牛乳配達人が自転車を止めたところだった。

外へ駆け出すゴンシル。ジュンウォンも続いた。

牛乳配達人の姿はなく、使用人が牛乳を取り出している。

「今、ここに来たのは、誰ですか?お孫さんとは親しい仲でした?」

ゴンシルが使用人に聞く。

「牛乳配達ですか? 知らないはずです。前に、来てた男の子とは、よく話したり、ゲームして遊んでました」

ジウの初恋の相手

緑のバラ

ジュンウォンとゴンシルは、深夜を待って、牛乳配達店に向かう。

ジウと親しかった牛乳配達人は、男性ではなく女性だった。

その女性の名は、ソンヨン。

彼女は「髪が短い時は、男に間違えられました」と言った。

ソンヨンは、ジウとの出会いを回想する。

二人が、言葉を交わした切っ掛けは、ソンヨンの牛乳の置き方だった。

『そっと置けよ、潰れたぞ』

『味は同じでしょ』

『不細工は嫌いなんだ、お前みたいに』

ジウの言葉に、ソンヨンは拳を突く動作をした。

『私も性悪は嫌い、ジウみたいに』

『やっぱり、女か』

ジウは園芸用の散水ノズルで放水した。

ソンヨンは、回想を終えた。

「ジウのことは、話したくありません」

ゴンシルはソンヨンの背中に声をかける。

「あなたに、見せたいものがあるの。家に来てくれない?」

無反応のソンヨン。

「とても綺麗な緑のバラよ」

続いたゴンシルの言葉に、動揺を見せ回想に入った。

ジウとソンヨンが、バラの目立つ花壇を前にしている。

『緑のバラは? 緑が好きなの?』

ソンヨンが聞いた。

『グリーンローズがある。お前みたいに不細工さ』とジウ。

『髪を伸ばせば綺麗よ。馬鹿にしないで、自分こそ、痩せっぽちで女みたいよ』

応酬するソンヨンに、ジウが不意にキスをした。

『男みたいな女はイマイチだ』とジウが言った。

ソンヨンは彼を睨み付ける。

『花好きのガリガリ男なんてイマイチよ。大嫌いよ』

彼女は、怒りを露わに立ち去った。

ジウは、顔を軽くしかめて、うな垂れる。

彼の体調は、急速に悪化して寝たきりの生活を送った。

彼は、横たわったまま、グリーンローズを眺める日々を送る。

息を引き取った。

そのグリーンローズは、ジウが亡くなった後も、100日間枯れずに瑞々しい。

使用人は、気味悪がって、誰も触りたがらない。

ソンヨンは、ワン会長の自宅へ向かった。

果たして、ソンヨンは、グリーンローズに何を思うのか? 

ワン会長の反応は?

主君の太陽 第5話 感想/グリーンローズの花言葉に感動

グリーンローズの花言葉は、〈あなたは希望を持ち得る〉です。

〈あなた〉を幽霊のジウに置き換えてみました。

そうすると、グリーンローズが100日も枯れずにいたのは、ジウが、ソンヨンと会える希望を持っていたと解釈できます。

反対に、〈あなた〉をソンヨンとみなします。

ソンヨンが持ち得る希望は、自身の明るい未来と解釈でき胸が熱くなりました。

主君の太陽 第5話 キャスト

  • 社長・ジュンウォン/ソ・ジソブ 
  • 倉庫管理人・ゴンシル/コン・ヒョジン 
  • 警備チーム主任・カン・ウ/ソ・イングク
  • イリョン/キム・ユリ
  • ジュンウォンの叔母・ソンラン/キム・ミギョン
  • ワン会長/チョン・ヤンジャ
  • 幽霊のジウ/ユ・ミンギュ
  • ソンヨン/キム・ボミ
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