『トッケビ』第4話のあらすじと感想【シン(939歳)が恋に落ちた】
『トッケビ~君がくれた愛しい日々~ 』4話のあらすじと感想になります。気になりましたら、本編でどうぞ。
前話(第3話)を軽くおさらいします。
ウンタクが、シンの自宅を訪ねました。シンは、自分に刺さっている剣が、ウンタクに見えていないと思っています。
ウンタクは、韓国にいてよと懇願し、シンの胸を指差しました。彼女は、剣が見えていないと嘘をついていたのです。
トッケビ第4話 あらすじ
ウンタクは、シンの剣が見えていた
「最初から剣が見えていた」
ウンタクが、シンの胸を指差した。シンに『トッケビの花嫁』と認められる。
シンは、韓国に留まることに決めた。
「叔母がどこかへ引っ越したの」
ウンタクが、肩を落とす。上目遣いになった。
「おじさんが養って」
ウンタクは、高級ホテルのスイートルームをあてがわれた。キングベッドに寝ころび、顔を綻ばせる。
だが、シンが会いにこないことに、不満を募らせていく。巨大ろうそくを持って、シンの自宅へ向かった。
玄関ドアを叩きながら、声を荒らげる。
「出てこない気ね。ならいい、この大きなろうそくに火をつけて吹き消すわ」
スイートルームに戻り、何十本ものろうそくに火を灯した。一本の火を吹き消す。
シンが姿を現した。
シン、939歳で恋に落ちる
シンが、冷蔵庫からビールを取り出す。2人は、外に出た。
彼は、自分の胸を見ろした。
「この剣を抜けば、私は、素敵になれる」
ウンタクが笑う。
「童話と同じね。呪いをかけられた王子が、愛の力で元の姿に戻るの」
翌日、シンは、ウンタクとの会話を思い出した。
「大変だ。剣を抜く話を、あの子にした」
シンは、下校途中のウンタクと合流した。
「迷惑をかけていないよな。思い出して困惑している」
シンが車を降り、助手席のドアを開ける。カナダに移動していた。2人は、ステーキ店に向かう。
シンが胸を指差し、尋ねた。
「この剣には、何の絵が入っている?」
「剣の柄に、虎の絵がある」
「白虎というんだ。格好いいだろ」
シンは、信頼していた人に刺されたこと、939歳であることを語った。
ウンタクは、辛い話ねと顔をしかめた。
食事を終え、公園を散策する。
ウンタクが、一冊の本(悲しみを星に託す)をシンに渡した。
「待ってて、用事がある」と言って、駆け出す。
ウンタクは、カナダのどこへ向かったのか?
続きは、本編でどうぞ。
トッケビ第4話 感想/シンとウンタクが結ばれるような予感
ウンタクが、シンに言ったことわざ『夫婦喧嘩は剣で水切り』が、2人の恋仲を暗示しているように思えます。
最初は、『夫婦喧嘩は剣で水切り』の意味を〈夫婦喧嘩は、剣で水を斬るように無意味で愚かな行為〉と想像しました。
ですが、〈喧嘩しても、剣で切られた水のように仲直りする〉というポジティブな意味でした。
夫婦喧嘩は、犬も食わないといったところでしょうか。
そんなことわざが、出るくらいなので、ウンタクとシンが結ばれるのではないかと期待しました。
シンが、『悲しみを星に託す』を朗読しているかのようなボイスオーバー(内的独白)がありました。
彼とウンタクが、恋仲になるような予感を抱きます。
ボイスオーバーは、『悲しみを星に託す』に書かれた以下の内容でした。
〈愛の物理学、質量は体積に比例しない。スミレのような少女が、ヒラヒラと舞う少女が、大きな質量で僕を引っ張る。その瞬間、ニュートンの林檎のように、僕は彼女の元に落ちた。大きな音を立てて。心臓が振り子のように大きく揺れていた。初恋だった〉
初恋だったとストレートに表現されていて、シンの心境を、代弁しているかのようです。
そういったことで、『夫婦喧嘩は剣で水切り』ということわざに、シンとウンタクが結ばれるような予感を覚えました。
ただ、次回予告では、ウンタクがシンの剣を掴むシーンがありました。
シンは、『トッケビの花嫁』に剣を抜かれると、永遠の命を手放さなくてはなりません。
ここで、気になることがあります。
シンは、剣を抜かれたら、絶命するのか? それとも、ウンタクと余生を過ごせるのか?
次回は、そういった観点で視聴したいと思います。
トッケビ第4話 キャスト
- トッケビこと、シン(コン・ユ)
- ウンタク(キム・ゴウン)
- 死神(イ・ドンウク)
- ドクファ(ユク・ソンジェ)
- サニー(ユ・インナ)