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映画『ズートピア』感想【ジュディが魅力的】

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今回の記事は、映画『ズートピア』の感想になります。
主人公は、ウサギのジュディです。印象に残ったのは、彼女がニックに涙ながらに謝罪したシーンでした。

感想の前に、簡単なあらすじを記します。

『ズートピア』あらすじ

14匹の肉食動物が行方不明

ジュディは、幼少期`からの夢を叶えて、警察官になりました。

警察官になった初めてのウサギです。大都会のズートピア警察署へ配属されました。

警察署は、市長から、14匹の動物が失踪した事件を解決するようにと、発破をかけられます。
ジュディは、事件を解決すると意気込みました。しかし、担当を任されたのは、サイなどの肉食動物ばかりです。

彼女だけ駐車違反の取り締まりを任されて、気落ちします。署長は、ジュディを戦力として認めていませんでした。

カワウソの女性が警察署を訪ねてきました。行方不明の夫・オッタートンを探して欲しいとのことです。ジュディは、署長に、事件の捜査をしたいと直訴しました。

署長は、「48時間で解決できなかったら、警察を辞めろ」と言い、捜査を許可します。

ジュディ、詐欺師のニックを仲間に、捜査開始

ジュディは、違反切符の業務中に、ニック親子のアイス代を立て替えたことがありました。

後日、ニックたちが巨大なアイスを小分けにして小動物に売りさばいているのを、目撃します。

ジュディは、怒りをぶつけました。ふと、ニックが、失踪直前のオッタートンにアイスを売ったと言います。

彼女は、ニックを相棒にします。ニックは、脱税の弱みを握られ、渋々、従います。

14匹の監禁場所を特定。しかし……

ジュディとニックは、カッタートンを乗せたタクシー運転手の行方を追いました。
運転手が狼に拉致されている様子を、防犯カメラの映像で確認します。

連れ込まれた施設を特定し、侵入しました。
運転手だけでなく、カッタートンも檻に閉じ込められていました。狂ったように、ホップスとニックを威嚇します。さらに、失踪した14匹が捕らわれていました。

なぜ、彼らは、凶暴化しているのか。
なぜ、14匹全員が、肉食動物なのか。

ジュディが、いぶかしんでいると、入口から話し声が聞こえてきました。慌てて、空いた檻に隠れます。
恐る恐る入口を見やると、彼女は驚きの表情を浮かべました。

思いがけない人物です。
14匹を監禁した犯人なのか。であるならば、目的は?
彼らが、凶暴化している理由とは?

疑問が尽きない中、肉食動物に対する恐怖感も込み上げ、ニックとの間に不穏な空気が流れ始めます……。

以下、感想になります。

『ズートピア』感想。ジュディが魅力的

行方不明になった14匹に共通していて不可解な点は、次の二つでした。

『肉食動物であること』
『失踪直前に、凶暴化したこと』

この謎を解き明かすべく、ジュディとニックは、奮闘しました。`中でも、ジュディの涙ながらの謝罪に胸を打たれました。

ジュディの涙ながらの謝罪

二人の関係が一時的に悪化しつつも、仲直りしたシーンが、印象に残っています、
ジュディは、肉食動物に対する偏見を持ち始めました。肉食動物は怖い存在という誤った認識です。

しかし、彼女は、涙ながらに謝罪しています。

迫真的になっていくジュディの泣き顔や声のトーンに引き込まれました。彼女を許したニックの懐も大きいですね。

ジュディは、EQ(心の知能指数)が高い

ジュディは、なぜ、好ましい関係を築くことができるのでしょうか。

感情の発達の物差しに、EQ ( Emotional Intelligence Quotient ) が、あります。心の知能指数という意味で、望ましい人間関係を構築できる能力です。

ジュディは、EQが高いですね。

反対に、EQが低かったのは、行方不明事件の犯人です。
犯人は、『狼の遠吠え』を悪用することで、14匹を凶暴化させ、拉致しました。
動機は、肉食動物に対するズートピア市民の恐怖心を煽り、ズートピアを牛耳りたいからです。

おわりに


以上、『ズートピア』の感想でした。
ジュディの涙ながらの謝罪に胸を打たれました。そして、彼女のEQの高さを、見習いたいですね。

どうすれば、高いEQを持つことができるのか。これからの自分の課題にします。

ちなみに、私は、短時間労働で最低賃金です。障害者手帳の保有者で、若いころのように長時間労働を、こなせなくなりました。
資本主義社会の持たざる者、いわゆる経済的弱者です。富裕層に対して、羨ましいと感じることはあります。
妬みは、こじらせるとネガティブな態度に繋がり、他人を不愉快にさせますから気をつけたいです。

負の感情の取り扱い方について、良い本がありました。

佐渡島庸平さんと石川善樹さんの共著『感情は、すぐに脳をジャックする』には、嫉妬などネガティブな感情について記されています。

佐渡島さんは、漫画編集者です。担当の漫画家などに、負の感情をぶつけるのではなく、その感情を抱いた理由を、しっかり伝える努力をしているとのことです。

感情をぶつけるのではなく、説明する……。肝に銘じます。

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