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『相続者たち』第15話のあらすじと感想【タン、軟禁される】

相続者たち第15話
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相続者たち第15話を観ました。
あらすじと感想を書いたので、参考にしていただけると幸いです。

相続者たち第15話 あらすじ

前話(14話)を簡単に振り返ります。

〈ボナとチャニョンの仲直りパーティ〉に、ウンサンが現れました。

しかし、彼女は、アルバイト先に注文されたケータリング形式のコーヒーを運んだだけです。

成金のはずでは?とクラスメイトたちが、ざわつきました。タンが姿を見せます。

ラヘルが、ケータリングを注文したのは私だと打ち明けました。

タンが、ケータリングのコーヒーを床にぶちまけ、ウンサンを外にひっ張り出します。

パーティーが台無しよ!とボナは立腹した顔つきでラヘルに詰め寄りました。

ボナを押さえるクラスメイトたち。

そんな中、ミョンスが、ボナに来いよと電話をかけます。

ウンサンは「嘘をついてて、ごめん。特別枠で転校して来たの」とクラスメイトに打ち明けました。

非難ごうごうのクラスメイトたち。遅れて到着したヨンドは、険しい顔つきです。

タンが「騙されたよ。強気な振りをするなよ、震えているぞ。

よろしくな特別枠のウンサン。俺は婚外子のタンだ」と労わりました。


会場は、和やかな雰囲気に変わります。

以下、15話のあらすじになります。

ヨンド、ラヘルを責める

ウンサンをパーティー会場に呼んだのは、ラヘル。

ヨンドは、それを知って憤った。

パーティー会場の外で、ラヘルを問い詰めた。

ラヘルは、話しかけないでと不遜な態度。ヨンドは、これ以上は許さないぞと凄んだ。

ギエ、エストの弱みを握る

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ヒナムが会長の部屋を清掃している。ギエが入室してきた。


ギエは、壁の絵画を取り外した。金庫が埋め込まれている。


テンキーの番号を打ち込むが金庫は開かない。

ヒナムは助けを求められた。彼女は、鉛筆の芯を削り始める。

粉末状のそれを、金庫のテンキーボタンに吹きかけた。

0、1、2のボタンに、粉末が付着する。ギエは、前妻の誕生日を打ち込み金庫を開けた。

中には、A4サイズほどの封筒が10封。茶封筒を取り出した。写真が入っている。


アメリカでのタンやウンサンが写っていた。写真をめくっていくギエ。

一枚の写真に息を呑んだ。

ラヘル、タンに見せつけるようにヒョシンにキス

ラヘルは会場に戻った。タンはウンサンやボナと談笑している。

タンがラヘルに気づいた。ラヘルは、彼に、ウンサンとの幸せそうな姿を見せつけないでと言い放つ。


ヒョシンに歩み寄ったラヘルは、不意にキスをした。戸惑うヒョシン。


ヒョンジュが会場に入ってきた。ヒョシンが彼女と目が合うと、ラヘルが唇を離した。


「タンと疎遠になって欲しくてね。先輩に気はないわ」とラヘル。


ヒョシンは、立ち去りかけたラヘルの手を掴んだ。ヒョンジュを一瞥し「俺も気はない」と言って、ラヘルに口づけ。


クラスメイトたちが、どよめいた。ヒョンジュは、呆れたように息を吐く。


ボナが「パーティーの主人公は私なのに」と憤る。会場がお開きになって、タンとウンサンは連れ立って帰宅。

ウンサンは、ジュースを飲んだといいながら千鳥足。タンは、ミョンスの仕業だなと苦笑いした。

「私の元に近づいてくるタン、私のせいで、不幸になっていくタン。あなたが好き」

ウンサンは、たどたどしく言ってタンの手をとった。

タンも、ウンサンの両手をとり息をかける。タンのスマホに着信が入った。ギエからだった。

ギエ、タンとラヘルの婚約解消に納得いかず

タンは、ホテルのロビーに呼び出された。

ギエは「明日、ラヘルに謝って。婚約を元どおりにできそうなの」と前のめり。

タンは、婚約を望んでいないと返した。

「帝国グループの次男に変わりはないわ」と色めき立つギエ。

タンは、財閥の息子でないと価値がないのか?と言い残して席を立った。

ヒョシンが、ラヘルとキスした理由

帝国高校。

ヒョシンが、タンに、パーティー会場でラヘルとキスした理由を語る。

「ある人に見せつけるため」

「俺じゃないよな?」

タンの問いかけに、ヒョシンは笑みを浮かべた。

ウンサン、クラスメイトに嫌味を言われる

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帝国高校の体育館。

体育の授業が終わると、ウンサンの元に、3人のクラスメイトが近寄ってきた。

クラスメイトたちは「成金に成りすますとは、怖いもの知らずね」と嫌味を言った。

ウンサンは謝ったが、彼女たちの嫌味は止まらない。

「正体を偽る子が続出して学校がめちゃくちゃよ」

「タンに、どんな誘惑を?方法を教えて」

ウンサンは、きっぱりと「嫌よ」と言い切った。

肩を小突かれる。

ヨンドが歩み寄ってきて言った。

「集団攻撃とは時代遅れだな」

3人組は、そそくさと退散していく。お礼を述べるウンサン。

ヨンドは「白馬に乗ったタンを待っていたんじゃ?」と、おどけた。

教師が、彼にガラス窓の清掃を命じる。

帝国高校に、ウォンが現れる

帝国高校の正面玄関。

タンが、ヨンドと並んでガラス窓を清掃している。

玄関から、ウォンとドンウクが入ってきた。

タンが「父親に言ったのか?」と声をかける。

「お前こそ言ったのかよ。俺が殴ったことにしろ」とヨンド。

ウォンとドンウクが、2人に気づいた。

帝国高校の理事長室。

理事長のジスク、ウォンとドンウク、タンとヨンドが一堂に会した。

ジスクが「お呼び立て申し訳ありませんが、もう手に負えない状況です」と口を開く。

ウォンがタンを一瞥し謝罪。

ドンウクもヨンドを見やって、言い聞かせますと返した。

ジスクは、タンとヨンドの成績が悪いことにも言及する。

タンは、100人中100位。ヨンドは、98位だった。

理事長室を出るドンウクとヨンド。

ドンウクは「初めてタンに勝てたな」と言って歩き去った。

ヨンドは、呆然と立ちすくむ。

ウォンは理事長室を出ると「100位とは。このままでいいのか?ビリだぞ」と問いかけた。

タンは「怒られて嬉しいよ。俺の成績には興味がないのかと」と笑いかける。

そして、ウォンに感謝を述べて歩を進めた。

入れ替わるように、ヒョンジュが姿を見せた。

「辛いのか?顔が、やつれている」とウォン。

「記事が出る前だから、まだ先生扱いされているわ。会長が記事の延期をされたとか」

ヒョンジュは目を合わせずに言った。

「記事は出ない。電話には出てくれ」

ウォンはそう言って歩き出した。

「あなたが記事の差し止めを?」

ヒョンジュが声を張り上げる。

ウォンは無言のまま立ち去った。

ギエ、エストを脅迫

ギエは、エストを呼び出した。タンとラヘルの婚約を認めるよう頼んだ。

エストは嘆息交じりに「タンとあなたの考えを聞くつもりはないわ。婚外子に縛るなんて娘が哀れです。顔を合わせるのは、これが最後に…」と言った。

ギエが鞄から封筒を取り出す。

「最後の切り札です」と言って、写真を机の上に置いた。

エストとキム室長がキスを交わしている。

写真を目にしたエストは「卑劣な手を使うのね。いいわ、婚約を解消しましょう」と表情を強張らせた。

ギエは、満足げに笑う。

タン、会長に連れ戻され軟禁

会長のガードマンが、タンの元に現れた。

彼は、会長宅に連れ戻される。

会長は、タンがラヘルとの婚約を解消したことに激怒した。

傍らのソファには、ギエが俯いて座っている。

彼女は、私が破談させたのよと口を開く。

会長が黙れ!と一喝。

「お前の出生の秘密や家族関係が世に出るだろう。帝国グループが笑い物になるぞ」

タンは「経営権争いの噂が立ち、株価が急騰すれば問題ないさ」と反発した。

ウンサンのせいか?と問いかける会長。

父さんのせいだと言われた彼が杖を振り上げる。

ギエが慌てて腕を掴んだ。

会長は杖を下ろした。

「家から出るな。学校にも行くな」とタンを叱る。

タンは自室に戻った。

ギエが彼を諭す。

「謝るのが、そんなに難しいこと?通信手段を取られ閉じ込められるのよ」

タンは「星は暗い所で見える」と真顔。

ギエは険しい顔つきだったが表情を緩め、彼の手を取った。

「あなたが母さんを部屋から出してくれたのよ」

「今度は母さんが俺を部屋から出す番だ」

ギエは、食事の準備のためにキッチンへ戻った。

エストがラヘルとタンの婚約解消を承諾

ラヘルが自身の部屋で、エストと向かい合っている。

ラヘルは泣いていた。

エストが「婚外子とは結婚させないわ。あんな家とは破談になって正解よ」と言った。

「前は喜んでいたのに、ママも凄いわよね。今回もヨンドの家の会社を狙っているの?弁護士を8人も付けてパパと裁判離婚したくせに」

「救ってあげたのに、その言い方は何よ」

エストが声を荒げた。

だが、ラヘルの「私はタンが好きだった」の言葉に落ち着きを取り戻す。

「結局、離婚したけどママも、パパを愛してたわ。早く忘れて」

「ママの話は聞かない。私に干渉しないで。私をビジネスに使わないでよ」

ラヘルは涙ながらに、そう言うと部屋を出て行った。

ウンサン、会長宅のSPに驚く

ウンサンが会長宅に戻った。正門のSPを怪訝そうに見やる。室内にもSPがいた。

メイドルームに入ると、母・ヒナムが「早めに引っ越せない?」と聞いてくる。

ウンサンは、大家に聞いてみると答えた。

彼女は帝国高校に登校する。ヨンドが「タンは相変わらずか?」と話しかけてきた。

「階段にまでガードマンがいるわ。タンも不安なはずよ」

ウンサンは、愚痴をこぼした。

ヨンドが足を止めて、口を開く。

「俺が、お前やタンの味方だと思っていないか?油断するなよ」

「友達でしょ?」とウンサン。

「勝手に俺を友達にするな」

ヨンドは不機嫌そうに言い捨てて歩を進める。

タン、会社に興味を示さず

タンの自室をギエが訪ねた。

「開けなさい、お母さんを苦しめないで、タン」

彼女はドアを叩くものの、タンはソファに座り込んだまま。

翌朝。

彼は、登校するべく玄関に向かった。

4人のSPが立ちはだかる。歩を進めるも押し返されてしまう。

「何をしているんだ」家の中から会長が姿を見せた。SPが首を垂れる。

「学校には行く。俺に話があるなら、帰って聞くよ」とタン。

「どんな手を使ってでも登校させるな。部屋に閉じ込めろ。死ななければ、それでいい」

タンは大きくため息をついて自室に戻った。

秘書室長のユンが、入ってきた。

「会長が、経営の教育をしろと。以前、勉強した内容は忘れていないな?」

「習得する気もありませんでした。グループの大株主についても興味がないし、親戚が勢力争いする姿には興味がありません」

「会社に関心がないのか?」とユン室長。

「叔母は大株主なのに、なぜ母は株を持たないのか。兄さんの会社を横取りはしません」

タンは、ユン室長を見据えて言った。

”タンが婚外子”だとネットニュースになる

帝国高校の食堂。

ヨンドが食事をしている。ウンサンが、彼の向かいに座った。

スクールカースト底辺層の特別枠の席。

周囲の学生たちがざわめく。

ヨンドは、他の席に行け、タンが殴りこみに来そうだと言った。

「早く食べて」

ウンサンが冷めた口調で返す。

「ビッグニュースだ!タンが婚外子だと」

クラスメイトがスマホを手に、駆け寄ってきた。

学生たちが「養子か?」「めかけの子か?」「理事長は?実母は他に?」とスマホを覗き込んでいる。

チャニョンとボナが姿を見せた。

「信ぴょう性のない記事じゃないの」とボナ。

ヨンドが、ウンサンにSPの数を尋ねた。

怪訝そうに、6人ぐらいよ…でも、なぜ?と問い返すウンサン。

タン、帝国グループの大株主になる

その頃、会長が、スマホを耳に当てながら声を荒らげていた。

「こんな記事も止められないのか。誰の仕業か調べろ」

通話を切った会長は、傍らの側近に「例の手を。付いた汚点が消えることはない」と言った。

側近が「記事を出すんですね?」と聞く。

「帝国グループの熾烈な兄弟争い…異母兄弟の勢力争いで株価急騰と…急いで報道資料を作れ。そしてタンを、大株主にする旨を公示しろ」

会長は険しい声音で言った。

ジスク理事長は、タンが大株主になったという情報を親族から聞かされた。生気を失った顔で、考え込む。

ウォンが、ノートパソコンで帝国グループの株式所有状況を眺めていた。パソコンを閉じると荒々しく床に払い落す。

帝国グループの株価は急騰し、11の系列会社がストップ高となった。

ヨンド、軟禁状態のタンを助ける

ヨンドが、バイクで会長宅を訪ねた。

正門前には、2人のSPが立っている。

「タンに会いに来たんだ」

ヨンドがそう呟いて歩を進めるも押しやられてしまう。

2台の黒塗り車が急停止した。7人のSPがヨンドの後ろに立つ。

「ゼウスホテルの跡取りのヨンドだと伝えてくれ」

ヨンドは、ヘルメットを手にして会長宅へ入った。

会長が「ガードマンまで動員して一体何の騒ぎだ?」と玄関を見やる。

ヨンドは「宿題をしに。タンが欠席してて宿題が進まないんです」と笑った。

タンの部屋を訪ねた。ソファに腰かける。

「こんな状態なのに、なぜ来るんだよ。父さんを更に怒らせる気か?」

「孝行息子だな。だから、駄目なんだ。まずは、父親に勝たないと」と顔をしかめるヨンド。

そして、タンが婚外子であることが学校に広まったことを伝え、スマホを投げ渡す。

タンが、スマホで検索。

ネット記事のタイトルは【異母兄弟の経営権争い、勝者は誰に?】。

ウォンとタンの顔写真も掲載されている。

「婚外子になり下がって、数時間後に大株主になるなんてな」とヨンド。

タンは、コートを羽織り「俺を助けてくれよ」と言った。

「借りを作るのも悪くないな」

ヨンドはヘルメットを被ったまま家を出た。

SPが「止まりなさい」と追いかけてくる。

警備が手薄になった。タンは裏口を抜け、塀を飛び越える。

ヨンドはヘルメットを脱ぎ「何か用でも?」と、ほくそ笑んだ。

タンは、帝国グループの社長室を訪ねた。

「公示を見て、急いで駆けつけて来たんだ。俺の本心を信じて欲しい」とタン。

ウォンがタンを見やった。

果たして、彼はタンに、どんな言葉をかけるのか?

相続者たち第15話 感想/ヨンドの優しさが不気味

ヨンドが優しいことに驚きました。

例えば、ウンサンが、クラスメイトに「特別枠だったとは」と責められた体育館の場面。

ヨンドが睨みをきかせて、クラスメイトを追い払っています。

また、軟禁状態のタンも助けました。

ヨンドは、改心したのか?と思いきや、そういうわけではなさそうです。

彼はウンサンに、友達でしょ?と言われて「油断するな」と釘を指しています。

なぜヨンドは、タンたちを助けたのか不気味に感じました。

何か企んでいそうですね。

【相続者たち/Amazon prime video】 はこちらから

相続者たち第15話 キャスト

  • キム・タン/イ・ミンホ
    帝国グループ会長の婚外子
  • キム・ウォン/チェ・ジニョク
    帝国グループの社長。タンの異母兄。
  • チャ・ウンサン/パク・シネ
    貧困家庭に生まれる
  • パク・ヒナム/キム・ミギョン
    ウンサンの母、聴覚障害者。コミュニケーションは筆談か手話。タンの家の家政婦。
  • キム・ナムユン(会長)/チョン・ドンファン
    帝国グループ会長で、タンの父。
  • チョン・ジスク/パク・チュングム
    帝国高校理事長で、会長の後妻。
  • ハン・ギエ/キム・ソンリョン
    会長の愛人、タンの産みの母。元ミスコリア。
  • チェ・ヨンド/キム・ウビン
    ホテルゼウスオーナーの息子。
  • ユ・ラヘル/キム・ジウォン
    タンの婚約者。
  • イ・エスト/ユン・ソナ
    RSインターナショナルの会長で、ラヘルの母。ドンウクと婚約している。
  • チェ・ドンウク/チェ・ジノ
    ホテルゼウスの社長、ヨンドの父。
  • ユン・チャニョン/カン・ミンヒョク(CNBLUE)
    ウンサンの幼なじみで、ボナの彼氏。
  • イ・ボナ/クリスタル
    タンの元恋人。チャニョンと付き合っている。メガエンターテイメント会社の相続者。
  • ユン・ジェホ/チェ・ウォニョン
    チャニョンの父親で、帝国グループ秘書室長。
  • イ・ヒョシン/カン・ハヌル
    検察総長の息子で、帝国高校で生徒会長を務める。
  • チョ・ミョンス/パク・ヒョンシク(ZE:A)
    法律事務所経営者の息子。
  • チョン・ヒョンジュ/イム・ジュウン
    ウォンの恋人で、ヒョシンの元家庭教師。帝国高校の新米教師。

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