『明日、キミと 第2話』のあらすじと感想【タイムトラベルできる場所が切ない】
『明日、キミと』の第2話を視聴しました。
あらすじと感想を書きました。興味が湧きましたら、本編でどうぞ。
前話(1話)で、ソジュンは、マリンの前に姿を見せました。
そして、彼は、気絶したマリンを助けます。
以下、2話のあらすじになります。
明日、キミと 第2話 あらすじ
2009年3月。謎の女に絡まれるソジュン
「友達に会ってくる」
地下鉄の車内で、ソジュンが言った。
両親が色めき立つ。
「こんな遅い時間に? ネットカフェに行くんだろ」
ソジュンは反発し、距離を置いた。
車両の出入口で、スマホを操作する。
反対側のドアから、女が近寄ってきた。
「私の写真を撮ったでしょ。携帯を見せて」
「なぜ、君を撮るんだ」
乗客が「パプスンでしょ」とざわつき始めた。
「次で降りて。話はそれから」
電車が停まった。
女がホームに降り立つ。
ソジュンも、両親に手を振って下車した。
女がソジュンの腕を掴み、携帯を見せなさいと迫る。
「被害妄想が激しい」
ソジュンは、女を睨みつけた。
轟音が響いた。
女が手で口を押さえ、後ずさりする。ソジュンは音のした方に目を見やった。
今しがた降りた電車が、トンネル内で火を噴いている。
女は尻もちをついた。
「母さん」
ソジュンは駆け出した。
2009年3月⇒2015年正月。タイムトラベルの能力に目覚めるソジュン
事故から49日目。
ソジュンが、事故現場のトンネル内に足を運ぶ。
溶接工らしき人物が、線路から火花を散らしていた。
涙を拭い、線路に花を供える。
頭を抱えて呻き始めた。
突然、電車内に瞬間移動する。おぼつかない足取りで、ソウル駅を出た。
「驚いただろ。両親の死の悲しみを乗り越えたか?」
男に声をかけられた。
「ここはどこで、おじさんは何者だ」
「お前がここへ来ることを知っていた人間だ」
男は、ドゥシクと名乗った。時は、2015年の正月。
ソジュンはドゥシクから、タイムトラベルのルールを教わった。
ナミョン駅から事故現場を通り、ソウル駅を向かうと未来に行けること。
過去に戻るには、その反対方向へ向かうこと。
未来(2019年3月25日)⇒現在(2016年6月)。ソジュンとマリンの未来
2019年3月25日。
ソジュンが、夜の路上で立ち尽くしている。目を見開き言葉を失っていた。
交通事故が起きた直後で、自分と女が担架で運ばれていく。
ドゥシクがソジュンを引っ張った。
「行こう。30分後に、お前は死ぬ」
現在(2016年)のナミョン駅に戻った。
ソジュンが嘆息する。
「妙だと思っていた。2019年3月25日以降には、行くことすらできない」
「誰でも死ぬ」
「あと50年は生きて、ドゥシクおじさんより長生きする」
「とりあえず、あの女を捜してみろ。お前に残された時間は、3年足らずだ」
現在(2016年6月)⇒未来(3ヶ月後)
ソジュンは、マリンを捜し当てた。
交通事故の災難から救い、酒を飲み交わす。
3ヵ月の未来に飛んだ。
自宅へ足を踏み入れた彼は、壁に目を剥く。
パネルのソンジュンが、膝まづいている。
ウェディングドレス姿のマリンの手の甲にキスをしていた。
呆然としていると、声をかけられた。
続きが気になった方は、本編でどうぞ。
明日、キミと 第2話 感想/タイムトラベルができる場所が切ない
ソジュンのタイムトラベルの能力が発動するのは、両親が亡くなった場所を電車で通過する時でした。
そういった設定は若干、重苦しいですね。
ただ、マリンの突飛なキャラクターに救われています。
元有名子役であったマリンの現状は、大酒飲みのしがないカメラマンの卵でした。
電車や路上で酔いつぶれる彼女を、面白おかしくSNSに投稿する輩が後を絶ちません。
エゴサーチしてぶつぶつ文句をいう割には、酒を止められないというマリンのキャラが、豪快で滑稽です。
そして、ソジュンとマリンは、3年後に死んでしまうストーリーになっています。
ソジュンは、自分とマリンの運命を変えられるのでしょうか。
次回が楽しみです。
ちなみに、ドゥシクを演じたチョ・ハンチョル氏は、『プロデューサー』でキム室長を演じた人です。
他のドラマで見知った人物が登場すると、なぜだか嬉しいですね
明日、キミと 第2話 キャスト
- マイリッツ社長・ソジュン(イ・ジェフン)
- マリン(シン・ミナ)
- ドゥシク(チョ・ハンチョル)