『相続者たち』第2話のあらすじと感想【タン、ウンサンに恋？】

『相続者たち』2話のあらすじと感想になります。

簡単に、前話（1話）を振り返ります。

ウンサンの姉・ウンソクは、アメリカ在住です。ウンソクが結婚する事になりました。母親が、830万ウォンを用立てます。

ウンサンは、そのお金を持ってアメリカへ向かいました。ウンソクは大学に通っておらず結婚も嘘でした。

嘘を追及します。しかし、ウンソクは悪びれずに、830万ウォンを奪い取って逃げ出します。

泊る場所がないウンサンは、途方に暮れました。そんな中、タンに「うちに来るか？」と声をかけられます。

相続者たち第2話 あらすじ

ウンサン、タンの家に泊まる

「うちに、来るか？」

タンの言葉に、ウンサンは、逡巡した。頼るべき姉が不在で、泊る場所がない。

タンの家に案内される。

2階分の高さはある吹き抜けや大窓に、目を止めた。

「一人でここに？　あなたは、麻薬のディーラーとか？」

個室をあてがわれる。

機内食しか食べていないことに気づいた。消灯したまま、冷蔵庫を開ける。

食べ物を口にしていると、照明が灯った。

「無断で、ごめん。期限切れの物だけ食べたわ。これで許して」

ウンサンは、タンに、5ドル札を差し出した。

「礼はいらない。お姉さんへのミスカルの補償さ」

姉・ウンソクが行方不明

翌日、ウンサンが、目を覚ます。

窓越しに、プールが、瞬いていた。プールサイドで日差しを浴びる。プールや民家を挟んで広がる海に、目を細めた。

2階のバルコニーを、見上げる。タンと目が合った。

ウンサンは、ぎこちなく会釈した。

午前中は、タンの高校で時間を潰した。午後になって、タンと共に、海岸沿いのカフェ店に向かう。

ウンソクは、辞めていた。店員が、彼女の伝言（心配せず、韓国に帰れ）を預かっている。

カフェ店を出た。

ウンソクの同居人・クリスに声をかけられる。

彼も、ウンソクにお金を持ち逃げされていて、ウンソクの行方を追っていた。

クリスが声を荒らげながら、ウンサンの腕をつかもうとする。タンが、彼の腕を後ろ手にひねった。

「お姉ちゃんにも、暴力を？」

ウンサンが、憤る。

タンは、クリスの腹に膝蹴りを入れた。クリスの友人が騒ぎに気づく。駆け寄ってきた。

ウンサンとタンは、逃げ出した。

ふてぶてしいヨンド

ヨンドが、ゼウスホテルの厨房で皿洗いをしている。

「社長の息子なの？」「中学生のころから、休みの間は、ここで仕事を」

女性の厨房スタッフが、ひそひそと囁きかわした。

上司が、声をかける。

「ヨンド君、お皿を温めるよう頼んだはずだが。それから厨房へは、清潔な服装で……」

ヨンドの手が止まった。

「後に、僕がオーナーになっても、残っていられるかどうか」

上司は、戸惑った。男性スタッフが、近づいてきた。

「個室に、検事総長がお見えです」

「やっと、仕事らしい仕事が入ったか」

ヨンドは、勝ち誇ったような笑みを浮かべた。

タン、ウンサンのSNSで彼女の名前を知る

ウンサンが、タンのスマホを借りた。

＜今、アメリカなんだけど、問題が。助けて欲しいの＞

SNSで、友人のチャニョンに、メッセージを送る。

ウンサンは「返事が来たら、すぐ教えてね」とスマホを返却した。

タンが、タクシーで、スマホを開く。ウンサンのSNSは、ログイン中だった。

ウンサンのプロフィールを見て「チャ・ウンサンか……」と呟く。彼は、メッセージを盗み見た。

ホラー映画の感想に、笑みを浮かべる。

タンは、自分の車に乗り込んでも、ウンサンのSNSから目を離さない。

ウンサンはバイトをしながら、SNSで呟いていた。

「毎日、バイトを？」

あるメッセージ＜母さんを苦しめないで、帝国グループは最低＞に硬直した。

車窓を、ノックされる。

「手違いが、あったようだ」

警官に、ウンサンのパスボートを渡される。

ラヘル、ウンサンを敵対視

ウンサンは、タン宅に足を踏み入れた。

階段に向かう。上から、降りてくる人の気配を感じた。

「ずいぶん、早く帰って来たわね。もうここを出るわ」

声を張り上げる。視界にハイヒールが入ると、言葉に詰まった。

ラヘルが、見下ろしている。彼女と空港で言葉を交わしたことを思い出した。

「私は、タンの婚約者よ」とラヘル。

ウンサンは「彼は、まだ高校生よ」と首をかしげる。言いにくそうに一泊したことを白状した。

家の鍵を取られた。

「なぜ、これを？」

彼女は、ウンサンのキャリーバッグを押しやった。キャリーバッグは転げ落ち、角が破損した。

ラヘルは、キャリーバッグの中身をぶちまけた。

「盗品は、なさそうね。タンが戻る前に帰って」

ラヘルが、タン宅を出ていった。ウンサンは顔をゆがめて、荷物をバッグに詰め込む。

タンとウンサン、謎の男たちに追われる

ウンサンは、旅行会社へ赴いた。しかし、仁川までの交通費（1040ドル）もパスボートもない。

タンの家へ戻った。中を伺っていると、タンが気づいた。

「挨拶ぐらいして帰れよ」

ラヘルも出てきた。

「警察官の名刺を、忘れたのよ」

ラヘルが、捨てたわと言った。

ウンサンは駆け出した。涙ながらに、正門のゴミ箱を漁る。

タンが、パスポートを差し出した。

タクシーが止まった。タンは、ウンサンの手を引っ張って、物陰に隠れる。

強面の男性2人と、女性1人がタクシーから出てきた。男が口を開く。

「ここが、奴の家か？」

果たして、男たちの目的は何か？　

続きが気になった方は、本編でどうぞ。

相続者たち第2話 感想

ヨンドの、ふてぶてしさが上手いと思いました。特に、父親が経営するゼウスホテルで皿洗いをしているシーン。

上司に、次期オーナーは俺だと言わんばかりに、圧をかけるのは腹立ちますね。

同じく、ラヘルも、経営者の娘で気が強いです。

彼女が、ウンサンのキャリーバッグを破損させた場面で、その性格が分かります。

ヨンドと違って、笑わないのが怖いです。

相続者たち第2話 キャスト

• キム・タン／イ・ミンホ
  帝国グループ会長の婚外子。
• キム・ウォン／チェ・ジニョク
  帝国グループの社長、タンの異母兄。
• チャ・ウンサン／パク・シネ
  貧困家庭に生まれる。
• パク・ヒナム／キム・ミギョン
  ウンサンの母、聴覚障害者。コミュニケーションは筆談か手話。タンの家の家政婦。
• チャ・ウンソク／ユン・ジンソ
  ウンサンの姉。アメリカ在住。
• チェ・ヨンド／キム・ウビン
  ホテルゼウスオーナーの息子。
• ユ・ラヘル／キム・ジウォン
  タンの婚約者。
• イ・エスト／ユン・ソナ
  RSインターナショナルの会長で、ラヘルの母。ドンウクと婚約している。
• ユン・チャニョン／カン・ミンヒョク（CNBLUE)
  ウンサンの幼なじみで、ボナの彼氏。
• キム・ナムユン（会長）／チョン・ドンファン
  帝国グループ会長で、タンの父。
• チョン・ジスク／パク・チュングム
  帝国高校理事長で、会長の後妻。
• ハン・ギエ／キム・ソンリョン
  会長の愛人、タンの産みの母。元ミスコリア。

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