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『主君の太陽 第3話』のあらすじと感想【幽霊より人間が怖い】

主君の太陽3
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主君の太陽 第3話を観ました。

幽霊のユニは、悲しい理由で亡くなっています。

そんなユニに感情移入して、激高するゴンシルにハラハラしました。

しかし、ゴンシルは、ある人物に助けられてユニの恨みを果たすことができています。感動しました。

大まかなあらすじと感想を書いたので、参考にしていただけると幸いです。

主君の太陽 第3話 あらすじ

ゴンシル、ハイヒールを拾って幽霊に追いかけられる

赤いハイヒール


ゴンシルとジュンウォンが、『キングダム』のショッピングモール内の噴水前で話し込んでいる。

ゴンシルは、ジュンウォンに触ると幽霊が見えなくなることに気づいた。

「ずっと孤独で怖かったんです。あなたは一筋の光です。あなたしか逃げ場がないの、お願いだから・・・」

しかし、ジュンウォンはつれない態度を取る。

不意に、非常口階段から悲鳴が響いた。

駆け付けるゴンシルとジュンウォン。

遅れて、警備チーム主任のカンも駆け付ける。

『キングダム』社員のアン代理が、非常階段の踊り場で倒れていた。

彼女は、何かにつまづいて転げ落ちたと言う。

アン代理は、カンの手助けで病院に連れていかれる。

ジュンウォンが、階段を調べた。

何も見つからない。

「床が滑る。ワックスのせいだ」

ゴンシルは、階段の掃除に取りかかった。

ピンク色のハイヒールを見つけた。

それを手に持つと、階段を這いのぼる幽霊を目にする。

ゴンシルは、ハイヒールの靴を手に持ったまま、駆け出した。

左足だけハイヒールを履いた幽霊が、追いかけてくる。

幽霊のユニが、ハイヒールの持ち主

夜の道路


ゴンシルは、地下駐車場に逃げた。

ジュンウォンの車が通りかかる。助けを求めた。

ジュンウォンは、ゴンシルが持つハイヒールの靴に興味を示した。

ゴンシルは、持ち主に追いかけられたこと、持ち主が死んだことを打ち明ける。

ハイヒールの持ち主・ユニは、交通事故で亡くなったばかりだった。

ゴンシルは、ジュンウォンとともに、ユニが運ばれた病院に向かう。

ジュンウォンが、ハイヒールの持ち主の居場所を聞いた。

幽霊のユニが、病院関係者に運ばれるベッドを指さす。

ユニの遺体が乗っていた。左足のハイヒールが床に落ちる。

それを拾い上げるユニの夫・サンウ。

ユニが亡くなって、嬉しそうに笑う夫・サンウ

薄暗い廊下


ユニは、ハイヒールを夫のサンウに届けるようゴンシルに頼んでいた。

ゴンシルは、ジュンウォンに、ユニの望みを打ち明ける。

ゴンシルとジュンウォンは、長椅子に腰掛けるサンウを目にした。

「キングダムのテナントの店長だ」

ジュンウォンが呟いた。

サンウがスマホを手に取って、立ちあがる。

ゴンシルたちは、サンウのやり取りに聞き耳を立てる。

「死んだよ、本当さ。奇跡だよ、勝手に死んでくれた」

笑みを浮かべるサンウ。

ゴンシルは、幽霊・ユニの姿が見えていた。

ユニは、サンウを悲しげに見つめている。

ゴンシルとジュンウォンは、待合ロビーに戻った。

「幽霊より怖い笑顔だったわ」

ゴンシルが怯える。

ジュンウォンが「そうか。女の執念を、晴らしてやれ」と声をかけた。

ゴンシルは、一緒に付いてくるよう彼に頼んだ。

しかし、ジュンウォンはゴンシルを突き放す。

「俺に触ると幽霊が見えないんだったな。そいつらは、明日の株価や石油の出る土地など、有益な情報をくれるか?」

ゴンシルとジュンウォンは、病院を後にした。

その頃、サンウが、ユニの左足ハイヒールをゴミ箱に捨てる。

ジュンウォンは、車の中から、その様子を目にした。

帰宅したゴンシルは、姉のゴンリに不安を吐露した。

「寝られない。前みたいに体を奪われるかも」

後日、ゴンシルはアン代理に、ユニのハイヒールを見せて聞いた。

「階段で何かにつまずいたと言ってましたが、もしかして、この靴を見ました?」

アン代理は「私が、拾った靴だわ」と目を丸くする。

ユニのハイヒールが脱げてしまった真相

Closedのプレート


ゴンシルは、『キングダム』の渡り廊下へ向かった。

「向こうから、走ってきたんですか?」

ゴンシルが、幽霊のユニに問いかける。

〈向こう〉には、『ダリア』という店があった。

『ダリア』は、『キングダム』に構える店で、サンウが店長を務めている。

サンウの妻・ユニは、資産家の娘で『ダリア』の名義人であった。

ゴンシルのそばを、ピンク色のハイヒールを履いた若い女性が通りかかる。

ハイヒールは、ユニのそれと同じであった。

『ダリア』の方へ、向かっていく若い女性の後を、ゴンシルが尾行。

若い女性は、休業中の『ダリア』に入っていった。遅れてサンウが姿をみせる。

ゴンシルは、つま先立ちで店内を覗き込んだ。

サンウと若い女性が、抱き合っていた。

生前のユニは、サンウとその女性がキスを交わしているところを目撃している。

そして、ユニと目が合ったサンウが、彼女を追いかけた。

ユニは、右足のハイヒールが脱げても、逃げ続けた。

車に乗り込む。

サンウが、車で執拗に追いかけてきた。

ユニは、素足でアクセルを踏んだ。

前方には、荷台から鉄骨がはみ出たトラックが停車している。

ゴンシル、感情的になって自分を見失う

デパート店内


「履いているのか?」
「奥さんも死んだし、もう隠す必要ないでしょ?」
「用心しろ、義母がいる。あの老いぼれが死んだら、一生安泰だ」

サンウと愛人の会話を耳にしたゴンシル。

後日、彼女は、サンウの元へ向かった。

ユニの母・ヨンランも『ダリア』にいた。ゴンシルが、サンウに、ユニのハイヒールを差し出す。

「亡くなる前に、ご主人の恐ろしい姿を見た奥さんが、逃げる時に落としたんです」

サンウは「妻がここに?でたらめだ」と色めき立った。

さらに、彼は、ゴンシルが差し出したハイヒールは、ユニのものではないと否定した。

そして、「ユニの靴なら見つけました」と言って、愛人に目配せする。

サンウは、愛人のハイヒールを手に持って「事故現場に落ちてたそうです。これが妻の靴です」と言い放つ。

「いつも見てると・・・母を守ってと・・・」

ゴンシルは、ユニの言葉を代弁してヨンランを見据えた。

「彼は悪人です」

ゴンシルの言葉に、サンウは目に涙を浮かべた。

「妻が死んでから、一週間も経ちません。死にたくても、死ねない私に何てことを」

「嘘つき、デタラメよ。奥さんは、あなたが笑ってたのを見てる」

ゴンシルは、サンウに掴みかかろうとした。

『ダリア』の店員に、店外へ連れ出される。

「その人は、悪人です。娘さんが、あなたを守れと」

ゴンシルは叫んだ。店員に突き飛ばされ、床に倒れ込む。

警備チームが、駆け付けてきた。

「怖いわね」

通行人がざわつき始める・・・。

果たして、ゴンシルは、ユニの恨みを晴らせるのか?

サンウは、このままシラを切り通すのか?

主君の太陽 第3話 感想/幽霊より人間が怖い


幽霊より、人間が怖かったです。

特に、妻・ユニが亡くなったというのに、電話で「奇跡だよ、勝手に死んでくれた」と笑みを浮かべたサンウに、ぞっとしましたね。

サンウの電話の相手は、若い愛人でしょう。

この女性も、サンウほどではなくとも、ユニと同じハイヒールを履いて出勤していますから、相当なワルです。

そして、ゴンシルが感情的になって警備員に連行されそうになるというピンチに、ハラハラしました。

ただ、そこに、意外な救世主が現れたことで、スカッとしました。

主君の太陽 第3話 キャスト

  • 社長・ジュンウォン/ソ・ジソブ 
  • 清掃員・ゴンシル/コン・ヒョジン 
  • 警備チーム主任・カン・ウ/ソ・イングク
  • 少年時代のジュンウォン/エル
  • ヒジュ/ハン・ボルム
  • ゴンシルの姉・ゴンリ/パク・ヒボン
  • アン代理/チョン・ガウン
  • 幽霊のユニ/ユ・ギョンア
  • ユニの夫で『ダリア』の店主・サンウ/ペク・スンヒョン
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