『トッケビ 』第9話のあらすじと感想【スキー場で恋が生まれた】
『トッケビ~君がくれた愛しい日々~ 』9話のあらすじと感想です。気になりましたら本編でどうぞ。
前話(8話)を簡単に振り返ります。
ウンタクは、シンを貫く剣を掴みました。シンは、彼女をトッケビの花嫁と確信します。
ウンタクは、喜びを隠せません。しかし、死神に「シンは剣を抜かれると死ぬ」と教えられました。ショックを受けます。
一方で、全身赤ずくめの衣裳をまとった産神が、シンを訪れました。
彼女は、シンが死なないとウンタクの命が危ないと言います。
以下が、9話のあらすじになります。シンとウンタクのエピソードを中心に書きました。
トッケビ 9話 あらすじ
ウンタクが家出をした
「君が剣を抜けば、シンは塵や風となりどこかへ消える」
ウンタクは、死神の言葉にショックを受け、家を出た。
シンが、ウンタクの家出に気づく。思いつく限りの場所を空間移動した。
初めて言葉を交わした埠頭。高校。公園。図書館。バイト先のオリーブチキン店。
ウンタクの姿はなく、高校は休学していた。バイトも辞めている。
シンは、死神に【ウンタクの処理漏れ】の申請を懇願した。
「死なせる気か?」
「死ぬ日時と場所を調べて、助けに行く」
シンは、色めき立った。
死神は、【ウンタクの処理漏れ申請書】を提出する。
ウンタクはスキー場で働いていた
「あの子は、スキー場にいる」
ドクファがウンタクの居場所を探り当てた。
シンが、場所を聞き、スキー場に向かう。ウンタクは、スキー場のレンタル施設で受付をしていた。
「私と、家に帰ろう」
「私に家はない。全部、聞いたわ。私はトッケビを消滅させる道具だと」
シンは、涙目で口を開いた。
「剣に染みた幾千の血と、その命の重さを決める権利は私にない。だから、この剣を抜いてくれ」
「嫌よ。別々に、知らない人として生きていきましょ」
「君を愛する口実が欲しい」
ウンタクは、涙を流した。
死神のもとに、ウンタクの死亡予定日が書かれた名簿が届く
ウンタクが、スキー場の倉庫で上司を待っている。背後の棚が、突然、ドミノ倒しのように倒れた。
弾き飛ばされ、気を失った。
その頃、シンは、肩を落として帰宅していた。
死神が血相を変えて言った。
「申請を出した途端に、あの子の名簿が来た」
彼は、ウンタクの死亡予定日と死亡原因(凍死)が書かれた名簿を渡す。
だが、シンから見たそれは白紙の名簿だった。
死神が、呟く
「だれかが、あの子を死に追いやっているようだ」
「私のせいだ。私が死なねば、あの子が死ぬと言われた」
シンは、再びスキー場に戻った。
レンタル施設へ向かったが、営業は終了していた。
ゲレンデを探すが、ウンタクの姿はない。
ゲレンデを照らす夜間照明が1つ、消えた。シンは、明かりが消えた方角へ向かう。
倉庫のシャッターを、テレキネシスでこじ開けた。
ウンタクが、床に倒れている。
シンは、ダウンジャケットを被せ、抱き上げた。
ウンタクが目を覚ました。病室のベッドに横たわっている。
8人の男性医師と2人の女性医師が、ベッドを取り囲んでいた。
「低体温症と脳震盪を起こしていましたが、もう大丈夫です。発見が遅かったら、危なかった」
ウンタクは、個室タイプの病室を見回した。
「入院費用はいくらですか?」
「ご心配なく。チョヌ財閥のユ会長が、入院手続きをされたんです」
ウンタクは、男性医師にマッチをもらい、スキー場に戻る。
ゲレンデで恋が生まれる
ウンタクは、ゴンドラリフトに乗り込んだ。マッチに火をつける。
そして、吹き消す。シンは、現れなかった。
悲痛な顔つきで、マッチを見つめる。
進行方向に目を戻した。終点のゴンドラリフト乗り場をじっと見つめて、涙を流す。
ゴンドラの扉が開いた。シンが手を差し伸べてくる。
「ひどいわ、来ないかと思った。私が呼んだ場所に来て。目の前に現れてよ」
涙ながらにまくし立てる。そして、ツカツカとゲレンデに歩を進めた。
シンは、腹を立てたウンタクにどう対応するのか? 気になった方は、本編でどうぞ。
トッケビ 第9話 感想/ウンタクの家出にハラハラしたが……
ウンタクの家出にハラハラしましたが、ゲレンデで恋が生まれました。
ゴンドラの中から、シンを見つけた時のウンタクの表情がお気に入りです。
ウンタク以外の登場人物にも印象的なエピソードがありました。
例えば、あらすじには書きませんでしたが、【サニーと占い師のやり取り】と【キム秘書の生い立ち】です。
サニーと占い師のやり取りが、面白い
サニーと占い師のやり取りが、もはやコントでした。
サニーは、死神に恋しています。死神は自分の素性を明かせません。サニーは占い師に、死神の素性を聞きました。
占い師の能力は、本物です。彼女は「その男は、死神だよ」とサニーに教えています。サニーは胡散臭そうに占い師をみつめました。
この時のサニーの表情や、間が個人的にツボです。
また、サニーは、シンの正体も尋ねました。占い師が「コン・ユ」と返したところで、漫談を観ているような感覚を味わっています。
キム秘書も、シンに救われていた
謎めいたキム秘書の生い立ちが分かるシーンがありました。
シンは、出ていませんが、彼の温かい人柄がにじみ出ていました。
例えば、シヌ会長がキム秘書に言った台詞。
「この世には、説明のつかない奇妙なものが存在する。実は君を雇ったのもその存在なのだ。両親のいない少年に高卒認定試験を受けさせ、大学に進学させた謎の支援者が誰だと思う? その方のお名前は、姓はキム 名はシンという」
シンの人柄が窺い知れる台詞です。
Amazon prime videoで【トッケビ】を視聴するならこちらからトッケビ 第9話 キャスト
- トッケビこと、シン(コン・ユ)
- ウンタク(キム・ゴウン)
- 死神(イ・ドンウク)
- ドクファ(ユク・ソンジェ)
- サニー(ユ・インナ)
- シヌ会長(キム・ソンギョム)
- 王妃ソン(キム・ソヒョン)
- 王ワン・ヨ(キム・ミンジェ)
- 全身赤づくめの女(イエル)
- キム秘書(チョ・ウジン)
キム秘書を演じたチョ・ウジンと、900年前(高麗時代)のパク・チュンホンを演じたキム・ビョンチョルが似すぎて混乱中です。