『主君の太陽 第10話』のあらすじと感想【ソンラン、幽霊に憑りつかれる】
![主君の太陽10](https://vod-dramanavi.com/wp-content/uploads/2020/09/主君と太陽10min-1.jpg)
『主君の太陽』の第10話を視聴しました。
今回の幽霊は、年代物(高麗時代?)の壺に住み着いています。
この幽霊に取り憑かれたソンランが、悪口を言うようになったというストーリーでした。
外見は、若干グロテスクな幽霊ですが、可愛らしいという印象を持ちました。
大まかなあらすじと感想を書きました。参考にしていただけると幸いです。
あらすじは、ジュンウォンとゴンシルを中心に書いています。
主君の太陽 第10話 あらすじ
ゴンシル、白磁の壺に怯える
![水面](https://vod-dramanavi.com/wp-content/uploads/2020/09/水面min-640x360.jpg)
ジュンウォンが、セジングループの娘・ソヒョンと婚約した。
婚約期間は、一週間。
ジュンウォンには、上海進出の足がかりを作るという目的があった。
ソヒョンは、結婚を口実に父親の借名株を手に入れたがっていた。
事情を知らないゴンシルは、ジュンウォンの結婚にショックを受ける。
好きな人はあなたではないと、ジュンウォンに強がりを言った。
ゴンシルは、ソンランに呼び出される。
ソンランは、ソヒョンから婚約祝いに、白磁の壺を贈られていた。
その壺を、ゴンシルに見せた。
「ルイ・ジャンの女神なら、審美眼があるはずよ。見てちょうだい」
壺を覗き込んだゴンシルは、悲鳴をあげる。
壺の中に、人の顔が浮かんでいた。
「そんな物、触っちゃ駄目です。ただの水入れですよ」
「壺を利用して、破談にしようとしないで」ソンランが色めき立つ。
「見る人の気持ちが入ると、妙なものが出てくるんです。取り憑かれたら割るしかありません」
ゴンシルは、息巻いて部屋を出て行った。
「妙なものが取り憑く? 自分の話じゃないの?」ソンランは吐き捨てるように言った。
壺の幽霊が取り憑いて、ソンランが豹変
副社長で、ソンランの夫であるソクチョルが、壺を持ってジュンウォンを訪ねた。
「これを持ち帰った日から、(ソンランが)俺に辛く当たるんだ。ゴンシルには危ないから割れと言われたが、割るわけにはいかない」
「ゴンシルが、割れと?」ジュンウォンが険しい表情を浮かべた。
「破談になってもないのに、割れないよ。ジュンウォン社長が責任を持て」
「割って、責任を取らせよう」
ジュンウォンは壺をまじまじと見つめた。
彼は、ゴンシルを訪ねて「割れと言ったって?」と聞いた。
ゴンシルは、ソンランの容体を気にしている。
「重病だ。どうしたらいいのか。これを割ったら、破談だぞ。どうする?」
ゴンシルが「じゃあ、割るわけには・・・」と返す。
「叔母さん、このままじゃ死んでしまうかも。割ろう。破談になったら、責任を取れ。お前に言われて仕方なく割るんだ」
ジュンウォンは壺を床に落とした。
ソンランのソクチョルに対する悪口が止まった。
そして、食事中の夫に「麺をすする音も、素敵ね。そのセクシーな口に惚れたの」と笑いかけるようになる。
「戻ったんだな?壺を割ったからかな?」
ソクチョルは怪訝そうな表情を浮かべた。
ゴンシル、ジュンウォンに振り回される
![ワインとグラス](https://vod-dramanavi.com/wp-content/uploads/2020/09/ワインとグラスmin-640x360.jpg)
高級料理店の一室で、ジュンウォンとソヒョンが向かい合っている。
「解決しました。できることなら、婚約解消したくないけど」ソヒョンが、いたらずらっぽく笑みを浮かべた。
「このビジネスは、大成功です。得た物は大きい」ジュンウォンも満足げに応える。
「私も、チュ社長の呪いの犠牲者になるのね。有名でしょ? キングダムの主君は初恋の呪いにかかっている。呪いが解けるといいですね」
ソヒョンは、そう言って店を後にした。
彼らの個室の下の階で、ゴンシルが高校の同窓会に参加していた。
メンバーは、ゴンシルを含めて、6人である。
イリョンの姿もあった。
「詳しく聞かせてよ。ジュンウォンにどうやって近づいて、振られたのか」
彼女がゴンシルに挑戦的な物腰で聞いた。
「そうよ、お金持ちの男と付き合ってたの。雨の日に高級車に乗せてもらったの。その人がジュンウォンで、彼に近づくためにアルバイトで入ったわ。孤独な私を少しずつ、受け入れてくれたわ」
イリョンが「肝心の結末は?」と聞いた。
ゴンシルが目を伏せて口を開く。
「彼、財閥のお嬢様と結婚するの」
イリョンは笑みを浮かべた。
「私にとって、ジュンウォンは特別な人だから離れられないの」
ゴンシルは、悲痛な面持ちで言った。
彼女の背後に、何者かが立つ。
向かいに座るイリョンが、驚きの表情を浮かべた。
続きが気になった方は、本編でどうぞ。
主君の太陽 第10話 感想/ソンランに憑りついた幽霊はなぜ粗暴?
白磁の壺に住み着いていた幽霊が、印象に残りました。
その幽霊のせいで、ソンランは人が変わったように、夫に辛辣な言葉を投げかけています。
ソンランは、夢の中で幽霊を「儒生様」と言いました。
幽霊は、伝統衣装を着た若者という出で立ちで、現代人には見えませんでした。
白磁の壺でググれば、高麗白磁などのワードが引っかかります。
なので、12世紀の若者が幽霊となって、白磁の壺に住み着いたと解釈できます。
ただ、なぜその幽霊に取り憑かれると、性格が粗暴になるのかまでは分かりませんでした。
教養が必要です。
主君の太陽 第10話 キャスト
- 社長・ジュンウォン/ソ・ジソブ
- 倉庫管理人・ゴンシル/コン・ヒョジン
- 秘書室室長のキム/チェ・ジョンウ
- 警備チーム主任・カン・ウ/ソ・イングク
- イリョン/キム・ユリ
- 副社長・ソクチョル/イ・ジョンウォン
- ソクチョルの妻で、ジュンウォンの叔母・ソンラン/キム・ミギョン
- ジュンウォンの婚約者・ソヒョン/ソ・ヒョリム