『主君の太陽 第7話』のあらすじと感想【幽霊の子供が優しい】
![主君の太陽7](https://vod-dramanavi.com/wp-content/uploads/2020/09/主君の太陽7min-1.jpg)
『主君の太陽』の7話を観ました。
7話の幽霊は、親の虐待で命を落とした、3人の子どもです。
彼らは、スンジュンに取り憑こうとしたので、初めは邪悪な存在だと感じました。
ですが、見終わってみると、彼らなりの考えでスンジュンを仲間にしたがっていたように見受けられました。
大まかなあらすじと感想を書きました。参考にしていただけると幸いです。
主君の太陽 第7話 あらすじ
西洋人形に取り憑いた3人の子どもの幽霊
![人形](https://vod-dramanavi.com/wp-content/uploads/2020/09/人形min-640x360.jpg)
ゴンシルが寝ていると、同じアパートに住むスンモが訪ねてきた。
弟・スンジュンの様子がおかしいという。
ゴンシルは、スンモの部屋に向かった。
西洋人形を抱えているスンジュンの体が、冷えている。
ゴンシルは、薬を取りに管理人室へ向かった。
スンモは、仕事中の母親を呼びに部屋を出て行く。
3人の子どもの幽霊が、スンジュンに語りかける。
『ママはこないさ』
『君も僕たちの友達だ』
母親が慌てて駆け付けてきた。
スンジュンは、病院に連れていかれる。
3人の子どもの幽霊が呟いた。
『あいつは駄目だ』
『ママが抱っこした』
『友達にはなれない』
ゴンシルが彼らに「あんたたちの仕業ね」と聞く。
逃げ出す幽霊の子どもたち。
ゴンシルは、スンモの部屋まで追いかけた。
「スンジュンに何をしたの? 出てきなさい」
幽霊からの返事はなく、姿も見えない。
西洋人形が横たわっているのに気づいた。
「そこにいるの?」
西洋人形の目が光った。
翌日、ゴンシルは西洋人形を持って出勤する。
「子どもが隠れているんです。ここに3人の幽霊が」
ゴンシルは、西洋人形をジュンウォンに預かってもらおうとした。
だが、拒否されてしまう。
西洋人形は『特別顧客センター室』で保管されることになった。
チャンミンが、西洋人形を持ち出す
![クレヨン](https://vod-dramanavi.com/wp-content/uploads/2020/09/クレヨンmin-640x360.jpg)
ジュンウォンの秘書室室長・キムが、風邪をひいた。
彼は、ゴンシルに秘書代理を頼んだ。
ゴンシルは、秘書として、ジュンウォンのキッズモールの視察に同行する。
母親と買い物に来たチャンミンが、鞄をなくした。
ショッピングモールを探索する。
幽霊の子どもが姿を見せた。
幽霊は、チャンミンを『特別顧客センター室』に誘導した。
「君は、誰?」
チャンミンが聞く。
西洋人形は眼球を動かし「友達になろうよ。連れてって、お前は仲間だ」と返した。
ゴンシルは、西洋人形を抱えて歩くチャンミンと母親を目撃する。
「あの子たちが、また苦しめるわ」
追いかけるゴンシルだったが、見失ってしまう。
警備チーム主任のカンから、チャンミン親子の連絡先を聞き出した。
「お子さんが、キングダムで人形を拾いませんでしたか? 問題があるので、取りに伺いたいのですが」
電話で問いかける。
チャンミンの母親に「知らないわ。それより、息子の鞄を探して」と言われてしまう。
1人で落ち込むゴンシル。
「この鞄じゃないかな?」
カンが姿を見せた。
彼が手にしている鞄に、チャンミンと書かれている。
ゴンシルは、鞄に入っていた落書きノートを開き、眉間に皺を寄せた。
チャンミンらしき子どもが泣いている画であった。
別の画は、泣いている子どもの傍らで、大人の女性が傘を振りかざしている。
チャンミンは、母親から虐待を受けていた
![部屋のモノクロ写真](https://vod-dramanavi.com/wp-content/uploads/2020/09/モノクロの部屋min-640x360.jpg)
ゴンシルは、チャンミンの家に向かった。
母親がゴミ袋を持って、部屋を出て行く。
恐る恐るチャンミンの部屋に侵入するゴンシル。
彼女は、西洋人形を拾い上げた。
「出なさい。怒らないから出てきて」
人形をゆする。
幽霊の子どもが3人、現れた。
「チャンミンは? どこなの?」
幽霊の子どもたちが、衣装棚を指さす。
衣装棚の取っ手が、ヒモで縛られていた。
チャンミンが中でぐったりとしている。
ゴンシルが、彼とともに外へ出ようとした。
「何をしているの?」
母親が戻ってきた。
「病院に行きます」
ゴンシルがチャンミンを抱き寄せようと近づく。
「関係ないでしょ、放っといて」
母親に突き飛ばされた。壁に頭を打ち付ける。
果たして、ゴンシルは、チャンミンの安全を確保できるのか?
主君の太陽 第7話 感想/幽霊の子供が優しい
スンジュンは、西洋人形に取り憑いた3人の子ども幽霊と遊んでいるうちに、体が冷たくなって体調が悪くなっていきました。
このシーンだけ見ると、西洋人形に取り憑いた3人の子どもが、スンジュンをあの世に連れていこうとする悪意に満ちた幽霊に見えます。
ですが、最後まで視聴すると、幽霊の子どもたちが大人の虐待で命を落としたことが分かります。
それを踏まえると、子ども幽霊に悪意はないと感じるようになりました。
スンジュンは、仕事で忙しい親に構ってもらえず寂しい思いをしています。
その寂しさに幽霊は、共鳴したのではないでしょうか。
さらに、幽霊たちは、チャンミンの前に現れて友達になろうよと声をかけています。
チャンミンは母親に傘で叩かれるなど、虐待を受けています。
幽霊は、ゴンシルにチャンミンの居場所を聞かれて教えていました。
幽霊も、虐待に苦しむ子どもを助けたがっていたことは間違いないでしょう。
主君の太陽 第7話 キャスト
- 社長・ジュンウォン/ソ・ジソブ
- 倉庫管理人・ゴンシル/コン・ヒョジン
- 秘書室室長のキム/チェ・ジョンウ
- 警備チーム主任・カン・ウ/ソ・イングク
- イリョン/キム・ユリ
- ゴンシルの隣人・スンモ/イ・ドヒョン
- スンモの弟・スンジュン/ホン・ウンデク
- 虐待を受けているチャンミン/チョ・フィジュン
- チャンミンの母/キム・ヒョナ