『トッケビ 』第9話のあらすじと感想【スキー場で恋が生まれた】
![トッケビ第9話](https://vod-dramanavi.com/wp-content/uploads/2020/11/トッケビ第9話min.jpg)
『トッケビ~君がくれた愛しい日々~ 』9話のあらすじと感想です。気になりましたら本編でどうぞ。
前話(8話)を簡単に振り返ります。
ウンタクは、シンを貫く剣を掴みました。シンは、彼女をトッケビの花嫁と確信します。
ウンタクは、喜びを隠せません。しかし、死神に「シンは剣を抜かれると死ぬ」と教えられました。ショックを受けます。
一方で、全身赤ずくめの衣裳をまとった産神が、シンを訪れました。
彼女は、シンが死なないとウンタクの命が危ないと言います。
以下が、9話のあらすじになります。シンとウンタクのエピソードを中心に書きました。
トッケビ 9話 あらすじ
ウンタクが家出をした
![fog](https://vod-dramanavi.com/wp-content/uploads/2020/11/fog-min-640x360.jpg)
「君が剣を抜けば、シンは塵や風となりどこかへ消える」
ウンタクは、死神の言葉にショックを受け、家を出た。
シンが、ウンタクの家出に気づく。思いつく限りの場所を空間移動した。
初めて言葉を交わした埠頭。高校。公園。図書館。バイト先のオリーブチキン店。
ウンタクの姿はなく、高校は休学していた。バイトも辞めている。
シンは、死神に【ウンタクの処理漏れ】の申請を懇願した。
「死なせる気か?」
「死ぬ日時と場所を調べて、助けに行く」
シンは、色めき立った。
死神は、【ウンタクの処理漏れ申請書】を提出する。
ウンタクはスキー場で働いていた
![ski resort](https://vod-dramanavi.com/wp-content/uploads/2020/11/ski-resort-min-640x360.jpg)
「あの子は、スキー場にいる」
ドクファがウンタクの居場所を探り当てた。
シンが、場所を聞き、スキー場に向かう。ウンタクは、スキー場のレンタル施設で受付をしていた。
「私と、家に帰ろう」
「私に家はない。全部、聞いたわ。私はトッケビを消滅させる道具だと」
シンは、涙目で口を開いた。
「剣に染みた幾千の血と、その命の重さを決める権利は私にない。だから、この剣を抜いてくれ」
「嫌よ。別々に、知らない人として生きていきましょ」
「君を愛する口実が欲しい」
ウンタクは、涙を流した。
死神のもとに、ウンタクの死亡予定日が書かれた名簿が届く
ウンタクが、スキー場の倉庫で上司を待っている。背後の棚が、突然、ドミノ倒しのように倒れた。
弾き飛ばされ、気を失った。
その頃、シンは、肩を落として帰宅していた。
死神が血相を変えて言った。
「申請を出した途端に、あの子の名簿が来た」
彼は、ウンタクの死亡予定日と死亡原因(凍死)が書かれた名簿を渡す。
だが、シンから見たそれは白紙の名簿だった。
死神が、呟く
「だれかが、あの子を死に追いやっているようだ」
「私のせいだ。私が死なねば、あの子が死ぬと言われた」
シンは、再びスキー場に戻った。
レンタル施設へ向かったが、営業は終了していた。
ゲレンデを探すが、ウンタクの姿はない。
ゲレンデを照らす夜間照明が1つ、消えた。シンは、明かりが消えた方角へ向かう。
倉庫のシャッターを、テレキネシスでこじ開けた。
ウンタクが、床に倒れている。
シンは、ダウンジャケットを被せ、抱き上げた。
ウンタクが目を覚ました。病室のベッドに横たわっている。
8人の男性医師と2人の女性医師が、ベッドを取り囲んでいた。
「低体温症と脳震盪を起こしていましたが、もう大丈夫です。発見が遅かったら、危なかった」
ウンタクは、個室タイプの病室を見回した。
「入院費用はいくらですか?」
「ご心配なく。チョヌ財閥のユ会長が、入院手続きをされたんです」
ウンタクは、男性医師にマッチをもらい、スキー場に戻る。
ゲレンデで恋が生まれる
![gondola lift](https://vod-dramanavi.com/wp-content/uploads/2020/11/gondola-lift-640x360.jpg)
ウンタクは、ゴンドラリフトに乗り込んだ。マッチに火をつける。
そして、吹き消す。シンは、現れなかった。
悲痛な顔つきで、マッチを見つめる。
進行方向に目を戻した。終点のゴンドラリフト乗り場をじっと見つめて、涙を流す。
ゴンドラの扉が開いた。シンが手を差し伸べてくる。
「ひどいわ、来ないかと思った。私が呼んだ場所に来て。目の前に現れてよ」
涙ながらにまくし立てる。そして、ツカツカとゲレンデに歩を進めた。
シンは、腹を立てたウンタクにどう対応するのか? 気になった方は、本編でどうぞ。
トッケビ 第9話 感想/ウンタクの家出にハラハラしたが……
ウンタクの家出にハラハラしましたが、ゲレンデで恋が生まれました。
ゴンドラの中から、シンを見つけた時のウンタクの表情がお気に入りです。
ウンタク以外の登場人物にも印象的なエピソードがありました。
例えば、あらすじには書きませんでしたが、【サニーと占い師のやり取り】と【キム秘書の生い立ち】です。
サニーと占い師のやり取りが、面白い
サニーと占い師のやり取りが、もはやコントでした。
サニーは、死神に恋しています。死神は自分の素性を明かせません。サニーは占い師に、死神の素性を聞きました。
占い師の能力は、本物です。彼女は「その男は、死神だよ」とサニーに教えています。サニーは胡散臭そうに占い師をみつめました。
この時のサニーの表情や、間が個人的にツボです。
また、サニーは、シンの正体も尋ねました。占い師が「コン・ユ」と返したところで、漫談を観ているような感覚を味わっています。
キム秘書も、シンに救われていた
謎めいたキム秘書の生い立ちが分かるシーンがありました。
シンは、出ていませんが、彼の温かい人柄がにじみ出ていました。
例えば、シヌ会長がキム秘書に言った台詞。
「この世には、説明のつかない奇妙なものが存在する。実は君を雇ったのもその存在なのだ。両親のいない少年に高卒認定試験を受けさせ、大学に進学させた謎の支援者が誰だと思う? その方のお名前は、姓はキム 名はシンという」
シンの人柄が窺い知れる台詞です。
Amazon prime videoで【トッケビ】を視聴するならこちらからトッケビ 第9話 キャスト
- トッケビこと、シン(コン・ユ)
- ウンタク(キム・ゴウン)
- 死神(イ・ドンウク)
- ドクファ(ユク・ソンジェ)
- サニー(ユ・インナ)
- シヌ会長(キム・ソンギョム)
- 王妃ソン(キム・ソヒョン)
- 王ワン・ヨ(キム・ミンジェ)
- 全身赤づくめの女(イエル)
- キム秘書(チョ・ウジン)
キム秘書を演じたチョ・ウジンと、900年前(高麗時代)のパク・チュンホンを演じたキム・ビョンチョルが似すぎて混乱中です。