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『アベンジャーズ(2012)』あらすじと感想【アベンジャーズ結成の経緯】

アベンジャーズ
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『アベンジャーズ』あらすじ

『アベンジャーズ』のあらすじと感想を書きました。参考にして頂けると幸いです。

フューリー、テッセラクトをロキに奪われる

NASAの建物の上空を、ヘリコプターが飛翔している。ヘリから避難命令が下された。慌てふためいた職員たちが建物からバスへ走っていく。

ヘリコプターが、NASAの敷地内に着陸した。

S.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が降り立つ。

フィル・コールソン(クラーク・グレッグ)が彼を出迎えた。

NASA施設内に入ると、コールソンが「テッセラクトのエネルギーが異常増殖をした」と口を開く。

フューリーは、エリック・セルヴィグ博士(ステラン・スカルスガルド)に状況を聞く。

「テッセラクトが困った行動を起こしている」

セルヴィグ博士は、フューリーを、仄かに青白く光るテッセラクトに案内した。

フューリーが、ホークアイことクリント・バートン(ジェレミー・レナー)を呼び寄せる。

バートンは、テッセラクトを「宇宙の、あちら側へ続くドア」と評した。

フューリーが怪訝そうな表情を浮かべる。

突然、テッセラクトが前方に青白い光を放射した。異次元空間が、じわじわと広がっていく。

ロキ(トム・ヒドルストン)が、アスガルドから空間移動してきた。不敵な笑みを浮かべている。

フューリーが、ロキに右手の武器を捨てるよう警告する。

ロキは、セプター(槍)を突き出した。フューリーや、ホークアイが、S.H.I.E.L.D.の隊員もろとも吹き飛んだ。

ロキが、バートンに詰め寄る。

槍が、バートンの胸に触れた。槍の先端が、青白く光る。

バートンは、ロキに洗脳された。

フューリーは、テッセラクトをアタッシェケースに入れ、恐る恐る出口に向か

だが、ロキに見つかる。

ロキは、槍でセルヴィグ博士の精神を支配し、フューリーを銃で撃つ。

テッセラクトを奪い、ホークアイと共に車で逃走した。セルヴィグ博士も乗り込んでいる。

フューリー、アベンジャーズを結成

ブラック・ウィドウことナターシャ(スカーレット・ヨハンソン)の元に電話がかかってきた。

コールソンからだった。

ブルース・バナー(マーク・ラファロ)を探してくれと言う。

ナターシャは、インドへ向かいバナーと接触した。バナーは、一年以上、ハルクに変身していない。

ナターシャは、ロキに奪われたテッセラクトから放出されるガンマ線が弱いと打ち明ける。そのガンマ線を追って欲しいと頼んだ。

バナーは、了承した。

フューリーは、ニューヨークに飛んだ。キャプテン・アメリカのスティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)を訪ねる。

ロジャースは、70年以上の眠りから目を覚ましたばかりであった。

フューリーは、テッセラクトの画像を見せ、ロキに奪われたことを告白する。

続いて、テッセラクト奪還の協力を仰ぐ。

ロジャースは、テッセラクトを拾うんじゃなかったと呟いて立ち去った。

ロキを発見、拘束する

空母・ヘリキャリアが海面から浮上した。

ヘリキャリアの指令室に、フューリーの姿がある。

彼の元に、ロジャース、バナー、ナターシャの三人が集まっていた。

バナーは、ロキに奪われたテッセクラストから放たれるガンマ線を拾うべく、分光計を屋外に出したいと口を開く。彼は、ラボに案内された。

調査チームは、衛星や全世界のカメラを分析していた。

調査員の一人が、ロキを見つけたと報告する。

潜伏場所は、ドイツのシュツットガルトであった。

「キャプテン、出番だ」

ロジャースは、フューリーの言葉に頷いた。

ナターシャやアイアンマン(スターク)の協力によって、ロキを捕らえる。

ロジャースは、大人しく降参したロキに不安を覚えた。

不意に、ソーがアスガルドから姿を見せる。ロキは彼に連れ去られた。

アイアンマンが追いかける。キャプテン・アメリカも続いた。

ソーは、山岳でロキを放り投げ、テッセクラストの在りかを訪ねる。ロキは、行方不明だと眉を吊り上げた。

ソーは怒りをたぎらせたが、真横から衝撃を受けた。アイアンマンに地面へと投げ倒される。

私の物を奪うな。

アイアンマンが、冷めた眼でソーを見下ろす。

「引っ込んでろ、弟はアスガルドで裁く」

ソーが、鉄槌のようなムジョルニアを振りかぶった。アイアンマンも応戦する。

ロジャースが仲裁に入った。

ロキは、空母に連行されヘリキャリアの檻に放り込まれる。

フューリーが、テッセラクトを追い求める理由

スタークが、ヘリキャリアに戻った。バナーと共に端末で【テッセラクト】の在りかを探した。

不意に、バナーが疑問を口にした。

なぜ、シールドが、エネルギービジネスをしているのか?

続けて、ロジャースに、フューリーの行動が怪しいと思わないか? と聞く。

ロジャースは、機密保管室に侵入した。

彼と入れ違いに、フューリーが入ってきて、早くテッセラクトを探せと催促する。

ロジャースが、機関銃のようなものを持ち帰ってきた。

彼は、キューブを利用した武器だと険しい顔つきで言う。

シールドが大量破壊兵器を製造するのは、なぜなのか?

バナーが問うた。

フューリーは、ソーのせいだと言った。

ソーが人間界に降り立ったことで、街が壊滅している。フューリーは、宇宙人に対して無力感を抱いた。

宇宙人に対抗できる武器の必要性を実感したという。

ソーは、人間界で暴れていないと不満を口にした。

小型戦闘機が、ヘリキャリアに近づいていく。小型戦闘機の中から、バートンが弓を射った。

ヘリキャリア墜落の危機

バートンが放った矢の先端には、小型の時限爆弾が装着されている。

ヘリキャリアが爆発し、フューリーたちは弾け飛んだ。第3エンジンが停止する。

フューリーが、もう一つのエンジンが停まれば墜落すると叫んだ。

ロジャースが、第3エンジンに向かった。スタークもアイアンマンスーツをまとい彼に続く。

2人は、第3エンジンの修理に取り掛かった。

しかし、バートンが空母に侵入し、もう一基ののエンジンを停めてしまう。彼は、ロキが監禁されている独房室へ向かった。

果たして、空母は墜落してしまうのか。ロキは、バートンに連れ去られてしまうのか。

『アベンジャーズ』感想【ソーが最強か】

今作品は、アベンジャーズが結成された経緯が描かれています。

フューリーは、アスガルドからやってきたソーに対して無力感を感じたから、アベンジャーズを結成したのでした。

幸い、ソーは、地球人の味方でした。

もし、ソーが性悪だったら、ロキを制止することはなかったでしょうし、鉄槌(ムジョルニア)で地球は壊滅したでしょう。

そう考えると、アベンジャーズの中で最強なのは、ソーだと感じました。

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