EXO スホ(キム・ジュンミョン)主演『HOW ARE u BREAD』第2話のあらすじと感想【なぜ、ドウはテレビ出演を決めたのか】
HOW ARE u BREAD 2話 あらすじ
HOW ARE u BREAD 2話を視聴しました。
あらすじと感想を書いたので、参考にしていただけると幸いです。
なぜ、ドウは番組出演を決めたのか? 悩むミレ
ノ・ミレ(イ・セヨン)が作成した【パティシエの三大天王】の出演契約書に、ハン・ドウ(キム・ジュンミョン/EXO スホ)がサインをした。
翌朝、ミレは出勤。彼女のデスクに魔女PDこと女上司(ソ・ジョンヨン)が歩み寄る。
「よくやったわ」
魔女PDは、そう言ってミレの頭を撫でた。
ミレは、自分のデスクで険しい顔つきになった。なぜ、頑なに番組出演を固辞していたドウが出演を決めたのか?
ドウが出演契約書にサインをした時、ミレは、酔っぱらっていた。
その時のことを思い出そうにも、記憶がない。
ため息をつくミレに、同僚が声をかけた。
「色仕掛け。それか、同情を買う」
ミレの脳裏に、ミニドレスをまとった自身が浮かんだ。続いて、ボロボロの衣裳を着た自分も。
頭を振って、外に出た。
ミレ、ドウの好みを知っていることに戸惑う
ミレは、好きな香りや色など100個の質問事項を考えて、【ハン・ドウの分析!100個の質問】を完成させた。
閉店後の、【AURORA BAKERY】へ足を運び、ドウに質問をした。ミレは、ドウの星座や、彼が行きたい旅行先を知っていることに驚く。
そして【パティシエの三大天王】のスタジオ撮影当日を迎える。
ドヘの不穏な動き
【パティシエの三大天王】のテレビ局スタジオ。
ヘソン製菓のト・ドヘ(ハン・ソヨン)室長が現れる。
ミレは、ドヘが持つケースに目を止めた。そして、諫めるように口を開く。
「パティシエの調理道具に、勝手に触ってはいけません」
「ヘソン製菓が、出演者のマネージメントを行っています」
ドヘは、そう言って歩を進めた。床の配線につまづき、右足をくじいた。
彼女は、顔をしかめて、調理道具のセッティングをミレに託した。
ミレは、ケースを持ってキッチン台へ。
ドヘは、数メートル足を引きずった後、軽やかに歩き出した。
そして、【パティシエの三大天王】は本番に入り、ドウたち3組は料理を完成させる。
審査員・ヘソン製菓のパン会長が、ドウの料理を口にした。すぐさま吐き出し「基本も守れない作品は評価の対象外よ」と憤った。
果たして、ドウが調理に失敗したことと、ドヘが調理道具を持ち込んだことは関係があるのか? 気になった方は、本編でどうぞ。
HOW ARE u BREAD 2話 感想/フランスのある小説とは、プルーストの失われた時を求めてか
ドウが、【フランスのある小説】を読んだと独白するシーンがありました。
具体的なタイトルは出てきません。この小説のタイトルが、何なのか気になりました。
小説の内容は、ドウが調理しながら、次のように独白しています。
- 主人公が、マドレーヌを口にして過去の記憶を取り戻したこと
- プルースト現象と呼ばれること
そして、ドウは「記憶を呼び起こす魔法は、マドレーヌに込められた真心」と胸の内で呟きました。
マドレーヌは、フランスの焼き菓子です。
【フランスのある小説】とは、1913年から1927年にかけて刊行された全7編の『失われた時を求めて』ではないでしょうか。
作者の名前も、マルセル・プルーストですし。
この小説『失われた時を求めて』が、『HOW ARE u BREAD』のストーリーの伏線になるのではないか? と感じました。
ドウは、初恋の人を思い浮かべながら、願かけパンを作っています。
この初恋の人が、ミレのように思えてなりません。
そう思ったのは、【ミレがドウを取材したシーン】を観たからです。
ミレは、ドウの星座や彼が旅したい場所を、把握していることに驚いています。ドウと過去に交流があったもののミレは、記憶が断片的なのではないでしょうか。
なぜ、記憶が、あいまいなのか気になります。
『失われた時を求めて』の主人公は、マドレーヌを食べて記憶が蘇っていますから、ミレがドウを思い出す展開を期待しました。
前世で、ドウとミレは恋人だったのではないか? と妄想が広がります。
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